Wednesday, December 27, 2006

Hack(Gmail AU端末で文字化け 対処方法)

http://kokogiko.net/m/archives/001851.html

上を参照のこと。
これは助かります。
携帯ezwebのほうから何のレイテンシも感じずメールビュー。
アドレスを登録できるので、携帯のアドレス帳としても利用可とのこと。

プログレ(Genesis)

Genesis/Supper's Ready ( in "Foxtrot")
の第2章
The Guaranteed Eternal Sanctuary Man
に出てくる子供の声
We will rock you, rock you...
どういう意味なんでしょう。
時期も近くしてQueen/We will rock youが発表されていますね。
どういう意味なんでしょう。

関係ないですが、Dream Theater/Octavariumも前述Supper's Readyのような章構成を持っている歴然たるプログレソングです。
第4章のFull Circleの歌詞に、今度は"My Supper's Ready"という言葉が入っています。
これはまあDream Theaterが好きな曲を歌詞に入れたというだけだとは思うんですが。

曲と曲がつながるって、頭の中の隅っこのニューロンと反対側のニューロンが一気につながったような奇妙な高揚があります。

Thursday, December 21, 2006

日記(現チャリ死亡)

現チャリ死亡で
原チャリ志望。
なんちゃって。
だっふんだ。

コメントは差し控えていただきます。

Saturday, December 16, 2006

不思議(愛国心 前段)

今回は不思議な言葉「愛国心」を考えていく上で、軽いワークアウトを。

前回の不思議「義務教育」からネタが膨らんできたところに、改正教育基本法の法案通過のニュースと読売新聞の社説が飛び込んできました。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20061215ig90.htm

まず記事に対してコメント。
「教育の荒廃」「いじめ」「愛国心」がひとくくりで論じられていて、関連性が描かれないまま「愛国心イイね」となっているさっぱり分けが判らない記事です。
ちなみに、愛国心は当たり前で、明文化するのが恥ずかしいと思うのは私だけでしょうかね。
日本には、愛国心を戦争の前触れと忌み嫌う文化がある、それは確かです。認めましょう。
忌み嫌って議論をしなかったから、「愛国心」の取り扱い方が分からなくなったんでしょうね。
「愛国心」必要なんだけど、どうしよう、しょうがねえ、明文化しちゃえ。先に憲法にいれちゃえ。
アレルギー反応を治すために、逆に血管に大量注射してみる感じ。
荒療治過ぎるw
おいおい。
関西芸人のツッコミ役もびっくりするこてこての落ちをつけてくれなくてもいいと思いました。
それって、ゆとり教育といっしょじゃない?
いじめかっこ悪い、だからみんなでゆとり教育、基準制定。
おいおい。
学力低下のつけなくていい副作用の落ちもついていましたね。

まずは愛国心を勉強するところからはじめましょう。
正しい愛国心って何?
もちろん誰も正答を知らない。
だから、教育に与える影響、功罪、もっと議論すべきです。

さて、これからこの不思議エントリーを使って、「愛国心」の情報を収集整理したいと思います。

また、いろんな世代の人の話を聞く必要もあると考えます。
特に、中高年層、団塊の世代は、幼少に戦争悪を直接、間接に刷り込まれた人々で、「愛国心」には特別の拒否感があります。

さらに、「愛国心」、それは日本を愛することなのか、もしそうなら、愛すべき日本が明らかにならなければ「愛国心」はつかめない。
日本についても調べる必要がありそうです。

とりあえず、Wiki「愛国心」へリンク。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E5%9B%BD%E5%BF%83

Friday, December 15, 2006

movie(パプリカ)

Paprika/Satoshi Kon

夢の精神科医パプリカの遭遇するサスペンス。
映像トリック満載、面白かったです。
集大成な感じは否めませんでしたがね。
これまでの今敏作品を見ていれば、何の違和感もなく受け入れてしまえます。
逆に言うと、設定自体はあまり凝っていないんですね。
原作か脚本がその程度なのかもしれません。
原作を読んでいないので、ツッコんで発言できませんが。

Tuesday, December 12, 2006

訳詞(Wasted Time/Skid Row(c))

Wasted Time/Skid Row(c)

前段
「あなたと今を生きている、絆は決してほころびない、でもうそはつけない、あなた死にかけてるわ」
「昔守ってくれるっていったよね。そんな私たちを絶望が駆け抜けた」

Is it all just wasted time
Can you look at yourself
When you think of what you left behind
Can you live with yourself
When you think of what you left behind

「全部、むだな時間だったの?
捨ててきたものを思うとき、
あなたは自分を直視できるの?
捨ててきたものを思うとき、
あなたはそのあなた自身と生きていけるの?」

Skid Rowの最高傑作。驚異的なセバスチャンバックのヴォーカルは必聴。
曲としては、哀愁漂う乾いたバラードです。

Saturday, December 09, 2006

不思議(教育再生会議)

今回判らないもの。
これまで取り上げた「A級戦犯」とか「造反」といった概念ではなく、実在するものです。
「教育再生会議」&「義務教育」

さて、参加者は以下のとおり。
安倍内閣総理大臣、塩崎内閣官房長官、伊吹文部科学大臣、下村官房副長官、鈴木官房副長官、的場官房副長官、池坊文部科学副大臣、山谷総理補佐官、有識者16名

野依教授が座長となって教育のあり方を考えていく会議、のようだが、伊吹文部科学大臣の検討したいところは、責任の所存所在らしいことが発言から分かる。
「国民に対して共通の基礎学力・基礎規範意識を植え付けるとなると教育の最終責任はどこにあるのか、ということについてこの会議で御議論いただきたい」

ついでに、政府としてはやはり戦争の結果責任が頭をもたげているのか、政治が教育を縛ってしまうことは特に怖がっています。
それは、特定の政治イズムを教育の現場に入れないように、という言葉にひそんでいます。

いや、確かに高校でやる「公民」の内容ほどつまらないものはなかったですよ。
参議院が何人だとか、政治の外枠だけをうわごとのように繰り返し暗記したんで。
政治の中身なんて一切学ばなかった。少なくとも教科書からは。
だから、学ぶ方の子供たちも分からないんですよ。
政治が自分たちに義務教育を施してどんな大人になってほしいと思っているのか、どう考えて政治が義務教育を作ったのか。

私も知りません。義務教育がどんなゴールを持っているのか。
伊吹文科相も、「この会議で御議論いただきたいことは、義務教育とは何かというこ
と」といってるので、大臣でも分からないのでしょう。
同じ問いに、多くの国民は漠然と「必要だから」と答えるでしょう。

普通の親は子供を躾けるときに、必要なことから教えていくのです。
子供が親に「なぜ必要?」と問えば、親は子供に親切に答えるものです。
そうすれば子供も言う事を聴くでしょう。
だが、子供が政府に「義務教育はなぜ必要?」と問えない。問うても答えられない。
親もその点に関してはよく分からないでしょう。
でも必要っぽいから子供に教育を強いています。
「とにかく学校の勉強をがんばりなさい」と。
さらに、教育の義務が憲法で課されています。
憲法は何を教育するかは明言していませんが。

私は「教育再生会議」に高望みはしません。
会議が始まったこと、それだけで大きな成果だと思います。
教育について考え始めること。
これはむしろ、教育の義務を課された親や社会の、新たな義務でもあり、
教育を受ける子供たちに対して、最大の発言の機会を与える必要があります。
たとえ、これがパンドラの箱を開けることなのだとしても。

Friday, December 08, 2006

日記(Just let me breathe)

いや、自分の部屋は足元からじわじわ
寒い。
ほんと応えるわ。

一週間て潜水のような気分。
月曜日に潜って、金曜日に水面に顔を出すんです。
週末の今は血中酸素濃度が超低空飛行ですよ。
やべぇフライングしそう。

Monday, December 04, 2006

movie(Village)

M. Knight Shyamalan/Village

Mナイトシャマラン監督の、どっちかというと普通寄りの映画です。
ストーリーは、奇妙な森と奇妙な村で起こる謎多き事件、追い詰められる村人の行動記録です。
普通というのは、途中で先読めたので。
にしても、やっぱり監督。
演出うまいです。
読めたけど怖いんですよ。
ほんともういやになりますよ。
稲川淳二並に。

Sunday, December 03, 2006

movie(King Of Heaven)

Ridley Scott/ Kingdom Of Heaven

オーランドブルーム主演、リドリースコット監督の時代活劇。
12世紀フランス、エルサレムの死闘を指揮したバリアンの物語。

ストーリーは、いろんな人に出会って成長する人間ドラマでもあるし、本当の騎士、信仰とはどうあるか諭す伝記でもあります。
演技や構成はまあNHKの大河ドラマ並です。
まあ金の使い方がぜんぜん違うので、映像の格が違いますがね。
オーランドブルームは童顔がたたって迫力が足りなかった気もちょっとします。
#いや、どうしてもラッセルクロウと比べてしまう。
展開のテンポはよく、鍛冶屋がいつの間にか騎士になっています。
みるべきは、「グラディエーター」でも徹底されていた監督の「戦」シーンへの力の入れようです。
男を描くために戦を忠実に描くというのは、なんにしろやっぱり王道なんだと感じます。
この映画の説得力は、全面的にその点に負うでしょう。
もっといろんな主人公の話を監督に映画化してほしいものだ、と思います。
むしろNHKが大河を作らせたらいいんだ、無理だけど。

主演女優をずっとスカリーだと思って見てたけど、エヴァグリーンという作曲家らしいです。
すごい似てるんだこれが。

Thursday, November 30, 2006

成分(STARBUCKS COFFEE Latte)

エントリー[成分]
…自分が食したり飲んだ物の成分のログを採る。

商品名:STARBUCKS COFFEE Latte
種類別名称:乳飲料
無脂乳固形分:5.2%
乳脂肪分:3.6%
原材料名:生乳(50%未満)、乳製品、砂糖、コーヒー香料、カゼインNa,pH調整剤、乳化剤
内容量:200ml

Tuesday, November 28, 2006

movie(茄子 アンダルシアの夏)

高坂希太郎監督/茄子 アンダルシアの夏

最近アニメしか見てませんね。。。
原作の漫画は読んでおりませんが、なんとなく借りてみました。

自転車は中学校通学からずっと乗ってるので、そういう意味で変に慣れてしまっていて、こんなドラマになるとは思ってはいませんでした。
自転車はスポーツだな、と考え直させてくれます。

50分という短い映画で、ドラマの背景などちょっと描き足りない感じが否めませんでしたが、人間ドラマとしてちゃんと仕上がっています。

映像としては、自転車の群れが風を受けてくるくる形を変えていく様が細かく描き込まれているし、とにかく現実に忠実なアニメです。
安いアニメやちょっと名の売れた大御所の作るダルいアニメは『動』が足りないものが多いのですが、この映画はレースシーンの背景につけ『動』が息づいています。
見れば、風を感じられるでしょう。

音楽が結構好きでした。
ストリングを使ったラテン系の音楽が、暑いアンダルシアにぴったり。
主役声優は大泉洋氏、声質がきれいでアニメもなかなかに向いています。
コミカルな演技をさせるといい味を出しそうです。
小池栄子氏も、同上の評価です。

movie(perfect blue)

Satoshi Kon/Perfect Blue

今監督の最初の監督作品らしいので、とりあえず借りてみました。

ミステリーサスペンスとして、原作、脚本が秀逸です。
映像トリックとストーリーの伏線が満載で、まあ精神構造がまともな人が見ると、「?」となるかもしれません。

最後の20分は完全に取り込まれました。
ここまで最後追い詰められる映画はあまり見たことなかったので。

「何を言ってるの?あなた誰なの?」
これに尽きますね。
いったい誰なんでしょう。
猟奇的連続殺人が現実なのか夢なのかドラマなのか、殺人鬼は他人なのか自分なのか。
さっぱり判らないですよ、少なくとも最初1時間は。
残り20分しかないんですけどね。

まあ、私のようなまともじゃない人にはお勧めです。

Wednesday, November 22, 2006

movie(Tokyo Godfathers)

今敏監督/東京ゴッドファーザーズ

いや、なかなかスカッとするアニメでした。
今敏監督の人間描写を見たいなら、この映画でしょう。
妄想代理人も見ましたが、どっちかというとアレはファンタジーなので。
こちらは、純然たる喜劇です。いや、チャップリンもびっくり。

江守徹、梅垣義明、岡本綾と、なんなんだという声優陣でしたが、
これが意外と、というかかなりイイ組み合わせだと思いました。
特に江守徹氏はさすが。呑んでべろべろのホームレス役でしたが、完璧。
しかも画とタイミングあいすぎ。うまい。
梅垣氏はアニメでも芸風そのままのキャラで言うことはありません。
ちょっとぶっちょな餓鬼娘役も、いや、後で見てびっくり、岡本綾ってあんな声だっけ?

爆笑だけでなく、ちゃんとストーリーが入ってます。それも結構つくりこんである。
中だるみは一切ありません。
一気に見てください。

Monday, November 20, 2006

不思議(造反)

今回理解らないもの
「造反議員」

これ、面白い言葉ですね。
郵政民営化(骨抜き)に反対した人は、「いわゆる」造反議員だそうです。
ちなみに、
******************
ぞう‐はん〔ザウ‐〕【造反】
「ぞうはん」を大辞林でも検索する
[名](スル)体制に逆らうこと。謀反(むほん)を起こすこと。「若手の党員が―する」
◆中国から輸入された語。1966年の文化大革命以後多用された。
[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]

造反有理(ぞうはんゆうり)とは、「謀反には理由がある」を意味する中国語。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A0%E5%8F%8D%E6%9C%89%E7%90%86
******************
調べてもやっぱりしっくりきません。
まあ、意味としては良く理解るのです。
確かに体制に逆らいましたしね。彼ら。

どっちかというと、造反有理の言葉の意味のほうに非常に共感します。
そうです。郵政反対派はなんらかの理由があって反対したはずです。
重要な意味、これを大義といいますが。
造反の理由、なんだったんでしょうね。
今になってはもうどうでも良くなってるんでしょうか。
まあ、自民党も失速してきたのでちょうどいいから復党するのでしょう。
造反有理いずこ、って感じですね。

Sunday, November 19, 2006

movie(the day after tomorrow)

Movie "The Day After Tomorrow"

<ストーリー>
2,3年前に流行った大災害ものの最たる例。
一部の氷河が溶けて塩分濃度の格差が生まれたおかげで、なぜか全世界が竜巻と大氷河期に襲われるという、カオスもびっくりの展開です。
ニューヨークのいたるところが洪水と大雪害に見舞われる踏んだり蹴ったりの展開が売りです。
とにかく壮絶な映像にうなりたい人は見たらいいと思います。

関係ないですが、公衆電話が耐水加工されているのか、水に漬かっているのに通話できてるシーンがあって笑いました。

Thursday, November 16, 2006

新ルル-A錠

9錠中の成分:フマル酸クレマスチン1.34mg、塩化リゾチーム(リゾチームとして)60mg(カ価)、アセトアミノフェン900mg、リン酸ジヒドロコデイン24mg、ノスカピン36mg、dl-塩酸メチルエフェドリン60mg、グアヤコールスルホン酸カリウム240mg、無水カフェイン75mg、ベンフォチアミン(ビタミンB1誘導体)24mg
添加物:セルロース、メタケイ酸アルミン酸Mg、CMC-Ca,ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、アラビアゴム、酸化チタン、ステアリン酸、白糖、タルク、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、ポビドン、フマル酸、カルナウバロウ

俺大丈夫かな

日記(勝手に訳詞について)

このブログ中での著作物を引用するエントリ「勝手に訳詞」の正当性を自問したいと思います。
著作権を侵害しないためには、以下の条件を満たす必要があるとのこと。
1.一部の引用であること(しかも正確な)
2.引用元を正確に記述すること(望むらくは(c)記述付記)
1.はその度合いにも拠るそうですが、自分は常に一部に限った引用を心がけています。
ただ、2.のcopyright明記はしてなかった記憶がありますので、修正したいと思います。

さて、著作権には翻訳、翻案権というものも含まれるそうで、翻訳もひとつの創作物には変わりないという観点から、その流用や改変は認められないそうです。
ここで、翻訳家が翻訳した歌詞を転記するのは著作権侵害になることは明白です。
では、そもそも作詞家の著作物である歌詞の一部(←注目)を引用し、さらにそれを自分で翻訳して公開してしまうのは、作詞家の権利を侵害したり、委託された翻訳家の権利を侵害しているものでしょうか。
ただし、引用元を明記し、引用部については原著に正確であるとします。
さて、この答えどなたかわかる人がいますでしょうか。
著作権等に詳しい人がいたら教えてください。

Saturday, November 11, 2006

Firefox(mixi拡張)

<概要>FirefoxのRSSリーダ機能アドオンSageとmixi用機能拡張

RSSリーダとしてのmixiの機能はよく知られているが、閉じられた世界であるmixiから情報をRSSとして吸い出す方法は知られていない。
mixiログインにパスワードによる認証が必要であるから、Really Simple Syndicateの思想にそもそも合致しないのではあるが。
ただ、新着履歴などをRSSリーダ内でシンプルに表示したいというニーズはあるだろう。
そこで、mixiだけに限ったFirefoxの拡張機能がある。

1.FirefoxアドオンSage
まずSageをインストール。
SageはFirefoxのサイドバーをRSSリーダとして利用する拡張機能。

2.Sage Mixi拡張
これをインストール。
Sageにmixiスクリプトを読み込み、RSSを読み込んだと同様の表示を行う。

RSSリーダの本当の有効性は、もしかしたらシンプル性が維持されているRSSフォーマットへの執着ではなく、RSS以外の既存のコンテンツをいかにシンプルに見せるかという点で地道にがんばる機能にあるのかもしれない。

Thursday, November 09, 2006

日記(やばいものを見た)

"STEAM BOY"/大友克洋監督作品

サンライズ(ガンダム等)
マッシュルーム(AKIRA等)
Production I.G.(攻殻機動隊等)
Studio 4℃(スプリガン等)
マッドハウス(MONSTER等)
これらがまとまって共同制作ってそんなむちゃくちゃな話が...
というスタッフ軍が本当に結集した3時間弱の超大編アニメ。
人間業ではない映像しかありません。
しょっぱなから「少々やりすぎだ」とずーっと思って見ました。
だって、一こま一こまの作りこみがすごいのに、「おい、そのシーン使い捨てかよ」というくらい話のテンポが速く、もったいないのです。
じっくり見たいがな。
音もかなりいい。

話自体は非常にわかりやすい冒険活劇。
「いや、アニメってほんとはこういうもんだよな」というくらい、後腐れないさっぱりしたストーリーです。
これまでなんかもやもやするアニメを多く見てきたので、これは逆に新鮮でした。
まあ、むしろストーリーなど冒険のお膳立てでしかなく、とにかくものが壊れる壊す大爆発。
列車が壊れ、家が壊れ、まああとはいえないのですが。
近世ロンドンの設定とか近代化の功罪のテーマ性なんかはあんまり深く考えなくてもいいです。

ひとつ思うことは、これは古きよき時代のアニメの延長であるということ。
もの新しさが誘発する感覚、ぴぴっと鋭く琴線に触れる類のものではないということです。
オリコンチャートランクインソングではなく、オーケストラを聴いているようなもの。
こういう作品はじっくり味わうべきなんでしょう。
また見よう。

Tuesday, November 07, 2006

日記(Fatal Tragedy)

23時頃、会社。
やばい、3人しかいないと気づいて急いで荷造りした

残り2人がそそそと退室してしまい。
最終戸締りは私でした。
めんどくさい。

はあ、明日ははよう帰らな。

Sunday, November 05, 2006

日記(千年女優[Chiyoko Millenium Actress])

今敏監督の映画を見たのは今回が初です。
アニメ映画といえば、まあジブリとかディズニーが出てくるわけですが、兎角飽き飽きしていたのです。
ゲド戦記を見て新しさに感動した私ですから、ジブリでもディズニーでもない、マッドハウスという未知なる物には大いに好奇心をあおられました。

<見た感想>いや、構成力が圧巻です。
今敏監督自ら原作・脚本・キャラクターデザインをされていて、キャラクター・設定それぞれに味があって意味があるということをひとコマずつに感じることが出来ました。
それにしても、アニメーションをこういう風に使うことが出来ることをだれが発明したのでしょうか。
「蛍の墓」のファンタジーを強くした感じといえばいいでしょうか。
リアリティー以上に生々しい、現実世界の不要な部分を捨象した人間の感覚そのままをたれ流しにしている感じがします。
実写映画以上の既視感、没入感。
ストーリーは、女優の生涯のお話に、超長期的純粋恋愛を追加するとこうなるという構成です。

アニメは沢山あるけれど、それぞれ違うんですねぇ。
なんか面白くなってきます。
同監督作品「妄想代理人」を見てみようと思います。

Thursday, November 02, 2006

Googleカスタマイズ(Google Bookmarks)

<概要>Firefox + Firefox add-ons + Google personalize + Google Bookmarksの連携動作

これはいいですよ。
ソーシャルブックマークではないですが、自分のブラウザのブックマークをwebに載せてしまうこのツール群。

まず、Google Bookmarksにサインアップしましょう。
登録者にはまっさらのブックマーク領域を与えられます。
使い方としては、Scuttle的に好きなサイトのアドレスとタイトル、タグ、詳細を書き込み、エントリを作成します。

ちょっとめんどくさいのは、登録作業のアドレスコピーアンドペースト。
これを解消する方法が、Firefoxのadd-onを使うこと。
1.Firefox Google Bookmarks Menu(gbookmarks)
主な機能として、ブラウザのメニューにGoogle Bookmarksに登録したエントリを表示することができます。
つまりブラウザによるブックマークエントリの自動同期(自動サインインを含む)。
あたかもブラウザ固有のブックマークメニューと同じように使えます。
副機能として、ブラウザの右クリックメニュー内に"Add/Edit Google Bookmarks"コマンドが追加されます。
これで、先ほどのアドレスコピーアンドペーストは必要なくなり、さらに登録もワンクリック。

2.次はGoogle Personalize用のGoogle Bookmarksガジェット
これを追加すると、Google Personalize上で確認できます。
Firefox以外のブラウザからでも同じブックマークを見れます。

おまけ.Greasemonkey
いわずと知れた、Javascriptで記述されたブラウザ制御プラグイン機能を提供します。
これにGoogle検索結果ショートカット機能を追加してみましょう。Googleの検索結果のリストって、Tabキーでのキャプション移動が大変ですが、これを使えば、"j"もしくは"k"でリスト内移動が可能です。

日記(Windows Vista)

Windows VistaにFirefox 2.0を入れたりして遊んでいます。
Aeroはがんばった割りに、地味です。
だって、普通に使ってるとウィンドウバーしか見えないですから。
ウィンドウ最小化のアニメーション効果はMacと同じで、IE7のタブブラウザはFirefox 2.0と同じ。
RSSフィードマークは公にFirefoxをパクリ。

最大の功績は、スタートメニューにでかでかと配置されたプログラム検索機能でしょう。
たとえば、コマンドプロンプトを立ち上げようとしたとき、Windows XPまでは「名前を指定して実行」ダイアログに"cmd"と打たなくてはならなかった。
この手続きははっきりいって無駄だったわけですが、今回からはスタートマーククリック後にキーワードを打ち込むだけで、キーワードを含むプログラムのリストが作成され、先頭のプログラムがアクティブになっている。
つまり、Enterを押すだけで先頭候補が起動する仕組みになっています。
キーボードでいえば、Windowsマーク→キーワード入力→Enterで起動できるわけです。
Windows Live Manager(これまでのWindows Messengerにあたる)を起動するには、適当に"Live"とでも打てばいいですね。
キーボーディストにはこれは相当うれしい機能でしょう。

でも、もっといえば、プログラム名のみを拾うのではなく、ユーザがプログラムにタグをつけることができればなおユーザビリティを増すと思うのです。
こうなってくると、これまで使っていたCtrl+??というショートカット機能をリプレイスすることになるでしょう。
ちょっと期待できます。

Monday, October 30, 2006

日記(Eureka SeveN)

ロボットアニメのロボット(ここで言うロボットは、人間が乗る人間型のロボット)のユーザーインターフェイスは必ずといっていいほど、2dディスプレイである。ないしは、2dディスプレイが3次元的に湾曲したものです。
そういえば、いま使っているWindows Vista RC1のグラフィカルユーザーインターフェイスAeroは、ウィンドウを透明化することができます。
最近のGnomeでもウィンドウの透明度を自由に指定できるそうです。
もう、アニメの世界に来てしまったのだなぁと思います。

48話の総評、空を飛ぶシーンはまるでジブリを見ている気がしました。

日記(刑事コロンボ/構想の死角)

コロンボシリーズは物心がついたときから日テレ系金曜ロードショーでなじんでいました。あの憎めない癖のある人柄と、粘っこい操作方法は、コロンボだからなせる業だと思います。警部補古畑任三郎も、和製コロンボともいえる展開がやっぱり好きです。
***********
テレビシリーズ刑事コロンボの最初の回は、スティーブンスピルバーグ監督がメガホンを取っている。
「構想の死角」
話はこう。
推理小説家のコンビの片方が、自分のオフィスでなぞの失踪を遂げる。縁を切った奥さんが、失踪直前オフィスにいる彼と電話をしていた。電話の最後に、銃声とともに電話が切れた。
彼は銃声のあとどうなってしまったのか、荒らされたオフィスから見つかったマフィアの名簿が示すものは。解散直前の小説家コンビに何があったのか。

ミステリーの脚本としてはよくある、推理小説家の完全犯罪シナリオ。
コロンボはやはり、犯人や被害者の習性などの人間的なポイントから手がかりを積み重ねていく。
***********
コロンボの粘っこいキャラクターは、スマートで狡猾な犯人に向き合うための最高の武器です。
賢い人はもとより、めんどくさい、鈍い、素朴な人間に弱いのです。
これは、意外と実践的なことのように感じます。

さらにコロンボの最も優れた点は、最初に相手を見て付き合い方を変えること。
武器を持っていても、使い方しだいで自分の首を絞める。
キャラクターをいくつも持っていて、その上で相手に合わせたものを選ぶ。
そこに、推理力以上の能力を見出せます。

Saturday, October 21, 2006

勝手に訳詞(Bob Dylan/Knockin' on heaven's door)

Bob Dylan/Knockin' on heaven's door

Mama, put my guns in the ground ママ、銃を投げ捨てて。
I can't shoot them anymore. もう撃てないよ。
That long black cloud is comin' down あんな長くて暗い雲が降ってきて
I feel like I'm knockin' on heaven's door. 僕は天国のドアをたたいてるみたい。

Knock, knock, knockin' on heaven's door コンコン、天国のドアをたたいてる。

似た歌詞としては、Queen/Bohemian Rhapsodyがある。

Mama,just killed a man, ママ、人を殺しちゃった。
Put a gun against his head, 頭に銃を宛てて
Pulled my trigger,now hes dead, 引き金を引いたら、死んじゃった。
Mama,life had just begun, ママ、人生始まったばかりなのに
But now Ive gone and thrown it all away- もう終わっちゃった、やめちゃったんだ。

映画や劇は、観客が主人公の追体験をすることで、多くのことを学べるものになっている。
もっと古い形としては、物語か歌の伝承がそれを担った。
非現実的な体験もできて、それが人生という地雷原を渡る上で、道標になった。
「人を殺した人間の気持ち」なんてものは、普通の人は知りえないでしょうから。

今の音楽は、その部分を切り捨て、音感やモダンな恋愛感に訴えかけるものばかり。
NHKの「みんなのうた」も、例外ではない。

Saturday, September 30, 2006

勝手に訳詞(Dream Theater/Panic Attack)

Dream Theater/Panic Attack パニック障害

Why do I feel so numb なんでこんなになにも見えない?
Is it something to do with where I come from 俺の生まれが悪いからか?
Should this be fight or flight これは決闘か飛翔か?
I don't know why I'm constantly reeling なんで俺はこうもずっと動揺してる??

Helpless hysteria どうしようもないヒステリーが・・・
A false sense of urgency 異常な切迫感が・・・
Trapped in my phobia 病的な嫌悪感に囚われてる・・・
Possessed by anxiety 不安が消えない・・・

Run 「走れ」
Try to hide 「隠れるんだ」
Overwhelmed by this complex delirium それでもこのこんがらがった狂乱状態からは逃げられない

歌詞がぶつぎれで書かれているのがこの曲の特徴です。
狂乱状態では、まともなことが考えられないので、このような歌詞になっているのでしょう。

Wednesday, September 27, 2006

勝手に訳詞(逆訳詞B'z/破れぬ夢をひきずって)

勝手に訳詞、逆訳詞

ー日本語の歌詞を英語にする
ー日本語ならではの味がでるのか検証
ーやはり著作権を侵害する意図が無いので、一部抜粋にとどめる

B'z/破れぬ夢をひきずって

「自分のせいにできるのなら、遅すぎるやつなんていない。」
Nobody can be too late to blame oneself, if possible.
んー、正しくしたら
It can't be too late for you to blame yourself, if you can.
かな?

「夢を追い続け、自分と葛藤し続ける」主人公を応援する曲のしめの言葉がこれ。
「自分のせいにできるのなら、遅すぎるやつなんていない。」
内なる自分に対して血のにじむような闘いを挑み、挑み続け、それでもやはり闘いは終わらないんだということなんでしょう。
まさに挑戦こそ生といっているようです。

B'zの稲葉浩志氏は英語詞を作ってから日本語詞を作るそうです。
なので、このような英語っぽい歌詞が入っているんでしょう。

Monday, September 25, 2006

日記(小泉総理の最後の会見)

阿部総裁の誕生とともに、小泉内閣が終焉を迎える。
本日、小泉総理の最後の会見。
この数週間でとてつもなく歳をとったんではないかと思われるほど、トーンが低い。
長旅から帰ってきたような、安堵感か消耗感か。
何かと闘っていたのだろうということは分かる。

このあとの小泉総理の人生を予想してみよう。

森派を引き継いで阿部首相をバックアップする大派閥を作る。
半生を書いた本を書く。
孝太郎が選挙に出る。
アメリカで隠居する。
浜幸化する。

$BGM> Ellegarden/No. 13

Sunday, September 24, 2006

Blogger機能拡張(TagClickでタグ機能&

Waltzing is Hip!: Bloggerでカテゴリーを:TagClickを利用

Bloggerを使い始めて大体1年くらいになりますが、そもそも最初は、何の機能も無いシンプルさと、言語横断的にブログ同士がリンクされる面白さに惹かれてはじめました。
結構書き溜めてみると、なんだか自分でもいつ何を書いたのか分からなくなってきました。
こういうことが無いように、世の中では「タグ」でグルーピングする方法をよく採用するようです。
記事ごとに、その内容を端的に表す単語をいくつか印としてつけておく、これがタグ。
あとから単語を指定すると、その単語の印がついた記事が引き出されるわけです。
Bloggerのシンプルさが仇になったか・・・

否、タグ機能だけを請け負う無料サービスがありました。
TagClick

導入方法などは冒頭のリンクを参照ください。

タグによる検索は、右のサイドブロックを参照ください。
単語が、使用頻度で大きさを変えて表示されているのがお分かりだと思います。
最近この表示が流行ってますね。
個人的にこの方法は好きです。右脳に訴えかけてくれるので。

ということで、今後試験的にちょいちょいタグをつけるようにしてみます。

Friday, September 22, 2006

勝手に訳詞(Hoobastank/The Reason)

Hoobastank/The Reason

この曲もドラマティックな展開がうりです。
もともとHoobastankの音の作りこみは有名ですので、
文句のつけようがありません。
それだけでなくて、歌詞もいいんです。
1番で「僕は君にいろんな悪いことをしてしまったね。行く前に一言言いたいんだ」とあったあと、
2番の歌詞を訳します。

I'm sorry that I hurt you 傷つけてごめん。
It's something I must live with everyday この悔いはずっとつきまとうだろうな。
And all the pain I put you through 君に味わわせた苦しみをみんな
I wish that I could take it all away 取り払えたらって、
And be the one who catches all your tears 涙をぬぐってあげられてたらって、思うよ。
Thats why i need you to hear だから聞いてほしいんだ。

I've found a reason for me 分かったんだ。
To change who I used to be 今までの自分を変えなきゃって
A reason to start over new 一からやり直なきゃって
and the reason is You そう思えたのは、君がいたからなんだ。

最後に
「僕のやることすべて、その理由は、君なんだ」でしめています。
ほんと、憎たらしいくらい作りこんでいますね。

Thursday, September 21, 2006

Blogger機能拡張(トラックバック拡張 by Haloscan)

クリボウの Blogger Tips: Blogger でもトラックバック - HaloScan
Kuriboさんの紹介するHaloscanのサービスを導入。
自分が導入したときは、Blogger対応の自動インストールウィザード方式になっておりました。
ますます、使いやすいですよ。感謝。
commenting and trackback have been added to this blog.

勝手に訳詞(Toto/Africa)

Toto/Africa

I hear the drums echoing tonight 今夜はドラムの音がこだます。
But she hears only whispers of some quiet conversation でも彼女には静かな声のささやきだけがきこえている。
Shes coming in 12:30 flight 彼女は12:30の便でやってくる。
The moonlit wings reflect the stars that guide me towards salvation 月明かりの翼が星を照らし、僕を救いの道にいざなう。
I stopped an old man along the way 路上のおじさんを呼び止めた。
Hoping to find some long forgotten words or ancient melodies 忘れられし古言や古のメロディーを探して。
He turned to me as if to say, hurry boy, its waiting there for you 彼はこう言うかのように振り返った。「急ぎたまえ、少年。君をそこで待っているんだよ」

Its gonna take a lot to drag me away from you 僕を君から引き離すなんて、大変だよ。
Theres nothing that a hundred men or more could ever do 100人やそこら集まってもできないんだ。
I bless the rains down in africa ああ、アフリカに降る雨よ。
Gonna take some time to do the things we never had なれないことには時間がかかるんだね。

なんとも神秘的な曲です。
アフリカの神秘さと女性の神秘さが連想される歌詞です。
神秘的なので歌詞の意味がよく分かりません。
I bless the rains down in africaは、彼女がサバンナの大地に降る恵みの雨のようだと言っているのでしょう。
でもShes coming in 12:30 flightは神秘すぎて、何を言っているのかさっぱり分かりません。
毎晩12:30に彼女が降って来るんでしょうか。
彼女は天使ですか?

Wednesday, September 20, 2006

歳時記(なぞの花2)



ついに秋です。
涼しく過ごせて、ご飯もおいしくて、ほんとうにいい季節です。
吹く風が春とはまた違う甘さを含んでいます。
おや、何か花が咲いているんだろうと思い、探したら

「なんじゃこりゃ」
見たこと無い花が咲いていました。↑
この植物自体よく分かりません。
蔓っぽい草なのに茎は太く樹皮のようなごつさ。
それに見合わぬ花の絢爛さ。
なんか妖艶だと思いました。

$BGM> Dave Brubeck Quartet/Take Five [秋にあいます、Jazzってわびさびに近い感覚だと思う]

Monday, September 18, 2006

日記(海がきこえるとゲド戦記)

「海がきこえる」と「ゲド戦記」の共通点ってなんでしょうか。

昨日は「海がきこえる」を蔦屋で借りてきて見ました。
舞台が自分の出身高知ということで、前から見たかった映画の一つです。
監督は、宮崎駿でもなく高畑勲でもなく当時新人の望月監督です。
そもそもこの作品、ジブリの若手だけで作った作品だそうで。
感想は、完成度が高い!につきます。
<設定、オーラル>
声優:関俊彦(主人公の親友松野役、この人の声いい)が高知の方言をしゃべっているのを聞いて、ぜんぜん違和感が無いのに感動しました。
「天神大橋」も出てきて、懐かしくなりました。
<ストーリー、ビジュアル>
「農協の寄合」とか「針木」とか地元人なら分かるネタ満載で、最初っから爆笑でした。
話の完成度もなかなかで、庵野監督が採用したようなシュールな描写(もしかしてこれが原型?)が淡々としていて、若さというか青春というかそういうものの淡さを十分演出していました。
さらに、背景が水彩カラーで描かれ、コマ数は意外と少ないようだし、本当に淡い。
これは手抜き感じゃなく、いい効果を生んでいます。

本日はゲド戦記を見てきました。
前評判が強すぎてまともに見れないと思ったので、公開直後に行くのを避けて今の今に見に行ったわけです。
<ストーリー>
ゲド戦記は読んだことがありません。
なので分からなかったところは確かに多かった(特に単語)。
でも、ストーリーの違和感が無かったのは脚本の腕前というべきでしょう。
精神性に答えを求める構成は、なんらお父さんと違いませんので違和感ありません。
でもやはり話は淡々としていた。味気は少ない。
<ビジュアル>
一番の驚きはここでしょうか。
これまでジブリに無かったカットの数多数。
なんというか、ハリウッド的なカメラビューが多かったです。
やはり最初の狼のシーンと最後のバトルの力の入れ方!
背景のダークさ、主人公の目のきつさ、どれをとっても新しかったです。
<オーディオ>
次に、音楽のすばらしさが目に、いや耳につきました。
ストーリーにきちんと起伏を出している。
久石譲以外にもジブリを演出できるというのだと驚きました。
<番外>
個人的には、この作品にデジタル作画で知人が参加していることは、映画を見る上で大いにバイアスを掛けはしました。
でもそれを差し引いても、また吾郎監督初作品ということを差し引いても、面白かったです。

両作品の共通点は、
「これまでのジブリにない、若さ」
ですね。

Saturday, September 16, 2006

勝手な訳詞 (Van Halen/When It's Love)

「勝手な訳詞」エントリ
ー本当に勝手に英語の歌詞を訳してしまおうという試み。
ー英語の奥深さを実体験するために、実際に曲を聞きながら自分で訳す。
ー著作権を侵害する意図はないので、一部の抜粋のみとする。

Van Halen/When It's Love
Van Halenを聞き始めて一番最初にはまった曲。
純粋なメロディーのドラマティックさがあまい歌詞にぴったりです。

サビの歌詞を訳しましょう。(完全意訳)

How do I know when it's love? ねえ、愛っていつ始まっていつ終わるのかな?
I can't tell you but it lasts forever. わかんないけど、永遠のものだよ。
How does it feel when it's love? 愛ってどんな感じかな?
It's just something you feel together. 一緒に感じればいいんだよ。

この曲の謎は、サビの前に"Teach you your final love lesson"という歌詞がありまして、これは破局を意味していると読むかどうかで解釈が異なってきます。
でも、サビの雰囲気では、「こいつら完全にいちゃついているな」という雰囲気が漂ってきますので、私は破局を意味するのではなく、「愛」が始まる日のことだろうと思います。
「恋」の時点での"love lesson"が終わって、新たに「愛」に昇華すると。
そしてその晩にいちゃついている内容が、まさにこの歌詞だろうと思います(かなり妄想)

Friday, September 15, 2006

Googleをカスタマイズしよう III (Google Calendar MarkII Magic)

3. Google Calendar MarkII Magic

Google Personalized Homepage<=>Google Calendar
相互連携を実現!



↑いわずと知れたGoogle Calendar。
カレンダー機能をオンラインでやってしまった代物です。
インポートで日本語が化けるなどのエラーがあるそうですが、使い慣れるととても気持ちいいです。



↑さて、Google Calendar MarkII Magic ですが、
Google Calendarと自動で連携し、スケジュールをリスト形式で表示します。
表示形式はいくつかのパターン(Line, Bullet etc.)から選べます。
ワンクリックでスケジュールを追加することも出来ます。
Google Calendarを使う人であれば、これは非常に便利です。
Unofficial(非公式)のモジュールですが、機能、GUIが秀逸でおすすめです。

<導入方法>
http://www.googlemodules.com/module/628/より"Add Module"をクリック。

Wednesday, September 13, 2006

Googleをカスタマイズしよう II



2. Latest Google Modules
Google Personalized Homepageでは、毎日あたらしいコンテンツが増えています。
最新のものを表示してくれて、ワンクリックで追加できるのがこのモジュール。
気になるものをどんどん追加しよう。

<導入方法>
紹介ページから「追加」を選択。

Googleをカスタマイズしよう I


Googleでは、ろぐいんしたユーザがトップページをカスタマイズできる機能を提供しています。
このgoogle personalized homeの利点は、何でも好きなものの最新情報が自動取得され、それらを自由に配置できることです。
これはAjaxという技術で実現されていて、直感的に操作できることがこれまでに無いホームページを作り出しています。

このgoogle personalized homeをよりよく使うために、どんどん好みのモジュールを追加していきましょう。
ここでは、お勧めモジュールを紹介します。

1.My Modules
これは、personalized homeの基本になるモジュールです。
他のモジュールの機能を追加したり削除したりします。
<導入方法>
personalized home左上"Add more to this page"(もしくは「コンテンツを追加」)をクリック。
次の画面、上のテキストボックスに"developer.xml"と打って検索(もしくは「ホームページコンテンツを検索」をクリック)。
検索結果の中のMy Modulesの下の「今すぐ追加」を選択。

Sunday, September 03, 2006

仮想(もし爆弾を作る人になったら)

「仮想」
[名](スル)実際にはない事物を、仮にあるものとして考えてみること。仮に想定すること。「火災を―した避難訓練を行う」
quoted from 大辞泉

仮想の使い方は沢山あるようですが、主には、仮想敵を作って練習するなど、人間の学習機能に働きかけ成長させる使い方が流行っています。
仮想で人間を成長できるなら、仮想の方向性が人間性の方向とも言えるかも知れません。
仮想エントリーでは、やたらめったら仮想して、人間を追求したいと思います。

「もし爆弾を作る人になったら」
たとえば花火師。
あんなきれいなものを作る彼らは、その仕事に誇りを持っているでしょう。
人に夢を与えると信じているのです。
でも、花火の成分をちょっと変えて爆弾を作ってみると、俄然立場が変わります。
幾多の犠牲を生むであろう兵器を作るのです。
花火師はそんなことはしません。

兵器製造技師はそれをします。
その彼らも自分の仕事に誇りを持っているでしょう。
それが平和のために使われると信じているのです。
でも、兵器を使う立場になったらどうでしょう。
自分が人をあやめるとは露ほども考えなかったのです。
兵器製造技師はそれをためらうでしょう。

軍はそれをためらわずします。
彼らはその仕事を誇りに思っているでしょう。
彼らはそう教育され、美徳を見出しているからです。
でも、その兵器を使う対象を「敵」だと判断したのは誰でしょうか。
理想的な軍はそんな仕事はしません。
力を持っていて、それを誇示したいから、弱い国をいじめるなどという子供のような考えを持っていたとしたら、それは大変危険なことです。
なので、それは無いと仮定しましょう。
理想的な軍はそれをしなくても、誰かが「敵国」という観念を創出します。

政治家がそれをやるでしょう。
政治家はその仕事に誇りを持っているでしょう。
無知の大衆を先導するために、外国に対して敵味方の判断を下しているのです。

ちょっとずつ仕事と考え方が違うだけで、こんなにいろんな人種が出来るのです。

$BGM> Opeth/Funeral Portrait

Wednesday, August 30, 2006

歳時記(処暑も過ぎ)

24節気では処暑より白露までの丁度中間に当たるでしょうか。
「暑さもそろそろ抜けてきたかなぁ、まだ冬の気配は無いけど」
という気分に相当します。
もしかして一番すごしやすい時期でしょうか。

$BGM> Muse/Endlessly [脱力感が

不思議(格差社会)

今回は格差社会、これもよく分からないものです。
そもそも格差の無い社会はありません。
社会主義なんてものも、極めて多い平等者と極少数のブルジョアのシステムです。
なのでやっぱり格差社会です。
#よく考えると、みんながのほほんとした理想国家なんて他の国に食べられてしまいますよ。

格差は格差を生むといいます。
それは正解だと思います。
ただ、格差が広がるだけではありません。
確率低いですが、思い切った逆転はやっぱりあります。

自己組織化をご存知でしょうか。
不均質の蓄積が続くと雪崩の起きる直前の雪山のような状態になって、小さな崩壊が大きな、持続性のある崩壊につながるといわれています。
これは、現実世界がネットワークだからです。
大企業がつぶれると大勢の人が路頭に迷うので被害が大きくなりますよね。
一個がつぶれると下請けやらなんやらいろんなところが影響を受けるのです。
#詳しい話はカオス理論を参照。

格差が広がっても、格差が狭まっても、経済活動が続く限り、株価と同様格差も変動しっぱなしです。
格差が広がれば崩壊が起きます。
何も心配する必要が無いのです。

Tuesday, August 29, 2006

ギター(弦切れる)

勢いよくギターを弾いていたら、ぷちんと逝きました。
さすがに、第2弦が切れたことは無かったです。
ちょっとやりすぎたと思います。

自分の出す音にもサイクルがあります。
昨日までしっとりした音を出していたと思ったら、今日は強めに弾いたりします。
その時々でセンスが違うことが原因です。
人間いつでも同じセンスを持ってはいません。
あろうことか、昨日と今日でも違います。

$BGM> Metallica/St. Anger [Drsの音はなんだありゃ]

Sunday, August 27, 2006

サステナブルな自分って

サステナブルって数年前から合言葉のように使われてます。
環境問題っていうと、「環境」とは「自分以外」のものだから「どうでもいいや」ってなっちゃいますね。
それどころか、自分さえもサステナブルじゃない場合、環境をサステナブルにする余裕があるわけがありません。
まず、自分からサステナブルにするのがいいんですよね。
でも斯く言う私もそれが出来てないorz
やりたいことがいっぱいあるのに時間足りないんですよねorz、是言い訳哉。

<本>
ゴー宣Special いわゆるA級戦犯/小林よしのり
「東京裁判」が胡散臭いことをとことん取り上げて、それを根拠にしたA級戦犯とはやっぱり胡散臭いんだという話でした。途中の「責任=法的責任+道義的責任」に分けて考え始めたところがよかったです。結論は「道義的責任」にあまり触れないままだったので、あれあれ?と思いましたが。でも、広田弘毅、重光葵などA級戦犯個々にまで焦点を当て、一般向けに噛み砕いた漫画にしているのは結構な仕事です。おかげで名前は覚えられそうです。

$BGM> Muse/Time Is Running Out [歌詞も曲もMuseにしてはPop過ぎるくらいPopだなぁ]

Saturday, August 26, 2006

フットサルをやってみた

フットサルをやってみました。
やったらやったで面白いです。

まず、めっちゃ走る競技だとは知りませんでした。
・サッカーと段違いの狭いフィールドで、やたらめったら攻守が変わること。
・さらに人数が少なく、一人ひとりのポジションが重要なこと。
そんなわけでみんな走る走る。
汗だくの自分を見てみなが心配の声を掛けてくれましたが、そもそも新陳代謝が大きいのでちょっと走るとこの有様です。

<本>
ヘミングウェイ/老人と海(福田恒在訳)
この本には小学校のときに思い出があります。
小3,4の自分は、本を読んで感想文を書く宿題でこの本を題材に選んだわけですが、読んでもさっぱり面白くありません。しょうがないので、感想文には正直に「おもしろさがわかりません。しょうらいわかるでしょう」と書いたのです。そしてまた出会ったこの本を、大体倍の歳の自分がまた読んだわけです。「おもしろくない」という昔の記憶があるので、最初は読みづらい気分でしたが、読んでいくとこれが驚くほど面白い。あれ?どうして?

巻末の訳者の解説には次のようにあります。ヘミングウェイの思想とは「ストイシズム」であり、「かれの作品のなかに出てくる人物の特徴は、自己の苦痛や情念にたいして、しいて他人事のような無関心をよそおうこと」である。私は今作に関していうと、ストイックなだけでなく登場人物が老人であることもその原因の一つだと思います。人間は若い日のちょっとした怪我など、その痛みを遠い日まで覚えていたりします。でも、年老いてからの痛みなんてものはほんとうにちょっとしたことになってしまいます。いろんな痛みを知るからかもしれません。今作の主人公サンチャゴにはことさらにそれが当てはまります。かれがいくつも痛みをはたいて得たのは、戦いの結果何の利益も生まない大魚の骨です。でも確かに結果は残るという慰みを作者は込めている気がしてなりません。その結果は「女」にとってはよくわからない骨に当たるわけで、決して他人に理解されるものではないかもしれない、でも「家族」である「少年」にはそのすごさが分かる、そういう描写が最後に付記されています。

$BGM> Yes/Siberian Khatru [プログレの中のプログレ]

Tuesday, August 22, 2006

youtubeでBGM

$BGM> Muse/Unintended
タイトルが若干Nintendoに見えるのは私だけでしょう。
それにしてもMuseは当たりだ!絶対買う。

それにしてもyoutubeもこういう使われ方するとはおもはざりしや。
「バックグラウンドで再生して映像を水に音楽だけ菊。」
使い方間違ってますよという意味です。

ついでにyoutubeにshuffle機能があればなぁ。

Monday, August 21, 2006

帰省 IV (母の実家)



<写真>
ばあちゃんちの表にあるど根性大豆。
あと、田圃の名も知らぬ草。

セイランとりで疲れたわれわれは、赤飯をたらふく食いました。
#なんか夏休みの絵日記描いてる気分になってきた。

$BGM> Hoobastank/Same direction [Summer Sonic行きたかったなぁ]

Saturday, August 19, 2006

帰省 III (四万十川)



四万十川に浸ってきました。
津野町(旧東津野村)不入山。
google earthで調べるとしっかりfunyu zanと書いてあります。
でも、正しい読み方はレ点をつけて「いらずやま」です。
#もしかして地元人しか正しく読めない?
ツキノワグマが野生しているからか分かりませんが、入ることが出来ない山だったのでしょう。
四万十川の源流点はこの山にあります。

少し下ったところである藻を採取できます。
四万十川上流域、四国カルストの石灰が溶解したミネラルに富む川水が滾滾と流れます。
アツブサゴケモドキが岩場を覆っていて、そのやわらかさが幻想的に見せています。
その藻とは、この地で「セイラン」と呼ばれています。
その正体はあまり知られていないようです。
四万十川流域振興室で簡単に紹介されています。
「セイラン」に関しては研究も始まったばかりのようです。こちらには詳しい写真もありました。(科学技術支援機構カワノリ養殖生産技術の開発参照)

「セイラン」の姿を紹介します。
自分で取った写真もアップしておきます。
岩についた、緑の「セイラン」と黄緑のコケが写っています。
色がぜんぜん違うのですぐ分かります。
「セイラン」は緑藻綱カワノリ目で、藍藻の青い藻(川底でつるつるすべるやつ)とは色は似ていますが、形、住む場所が違います。
前者は昆布のような膜っぽい形をしていて大きくて3~5cm長、水面近くで水流の速い岩表面(それもその水温が大体15℃で水が石灰を含んだきれいなところでないと出来ない)に付着します。
後者は糸が絡み合ったようなもじゃもじゃした形をしていて、どこにでもいますが、大体川底にいます。

祖母いわく、「セイランは下から救い上げるように取れ」。
昆布を根っこから引きちぎる感覚です。
これを持ち帰り、他の藻やコケとより分けて平らになべて日に干します。
これで食用セイランとなります。
食用ノリよりごつごつした分厚いものができ、焼くと非常に香ばしい香りがします。
セイランの特徴は、ぷちぷちこりこりしたなんとも楽しい歯ごたえです。
一度は食してほしいものです。栄養もたっぷりのようですよ。

採取後私は岩から転落して頭から川に落ちました。
携帯電話は一応守りましたが。

$BGM> Asia/Only Time Will Tell [ブリッジがVan Halenぽい、Steve Howeすごい]

Thursday, August 17, 2006

帰省 II (四国カルスト)



写真は天狗高原の四国カルストです。
休みを利用して家族と登ってきました。
車で行けるので非常に快適です。
個人的には、ペーパードライバーの冠を返上する大走行でくたくたになりました。

この植物はなんでしょうか?

それにしても風車が少ないですね。
県境だからかわかりませんが、どちらの県も風力発電にあまり関心が無いようです。
たしか関東のベンチャー企業が、四国山脈に風車を立てて四国電力に電力を売る商売を始めるという話を聞いたことがありました。
「そんなもん、地元人がやったらいいやん。
 県庁は何を考えてるんだろう。
 道路作る前に、これじゃないの?」
と思います。
誰も考えないのでしょうか、それとも採算合わない?
そんなわけは無いです。いろんなところで採用されてますから。
それに森林率日本一の県のイメージに合致して、いいと思いますが。
緑沢山、清流多い、空気きれい、海洋深層水とかもある。
人口少ないのでエネルギー消費も少ない。
排ガス少ない、とは言い切れない(自家用車使用率高い)けど、風車でまかなってるぜ、となると、日本一の「クリーン県」となるわけです。
どうでしょう。高知県庁の方、ご検討いただけませんでしょうか?

#県の商工会議所の方、よさこいのHPを充実させたほうがいいんじゃないでしょうか。
#阿波踊りと比べて少々見劣りが。。。

$BGM> Trivium/Ascendancy [バンドの仲良さそうって感じる曲]

Wednesday, August 16, 2006

帰省 I (稲刈り)


実家へ帰るとき、丁度その頃は稲刈りに差し掛かっています。
自分の実家の地方では、盆休みの直前に第一期の稲が穂を垂らします。
台風一過で日も照る照る、最高気温が35℃。
太陽は、それがどうしたといった開き直りの呈で地を焼きます。
河原の堆積地である我が家の田圃には、山の谷間を抜けてくる風だけが涼しく、和みになります。
<写真>背景の林の向こうに仁淀川本流。

今年はほとんど仕事をしませんでした。
行って立ってるだけ。
機械化恐るべし。
自分は肌を焼いただけ。

$BGM> B'z/ミエナイチカラ

Tuesday, August 08, 2006

そういえば書いてなかった週末

ひたちなか海浜公園で開催されたRockin' on主催の
Rock in japan fes. 2006
に4人で出向きました。
4会場5万人収容の大イベントでした。
以下自分の見た順です。

<>
Aug 5th
フジファブリック
#ACIDMAN
#ELLEGARDEN
ランクヘッド
SPITZ
COCCO

Aug 6th
NICO touches the Walls
YUI
#DOPING PANDA
氣志團
#BEAT CRUSADERS
CHARA

#のセッションはモッシュをやりました。
2日で4回もやると、なんというか抜け殻というか。
はっきり言ってお勧めしません。

$BGM> DOPING PANDA/MIRACLE

はじめて買ったCD

はじめて買ったのは8cmシングルは、Chage&Aska/Heartですな。
いや、Access/Sweet Silenceかもしれません。
いつかはもう覚えてません。
行きつけのCDショップは帯屋町の宮地電器でした。
ポイントがなかなかたまらないので、黒いカードが机のどっかの引き出しにほったらかしだったなぁ。

ということで現在BGMで、あの頃の懐メロが流れています。
Access/Scandalous Blue
Accessは略記でAxs。
今思うとInxs(インエクセス)なんかをイメージしてたんでしょうか?
浅倉大介の作風がここで固定化されたといってもいい元祖。
これを最初に聞いてる世代なので、T.M.Revolutionなんかは自分の中で二番煎じです。
確かこのシングルは3部作の2作目ですね。
CDになんか応募券が付いてて、まあそんなものはすぐ無くすわけですが。

テクノはここら辺もしくは小室哲哉から入った覚えがあって、
YMOじゃなかったわけです、自分の世代は。

ついでに、自分は漫画(単行本、雑誌併せる)およびゲームの類より先にCDを買う習慣ができました。
やっぱりこのプライオリティは今になっても変わって無いなぁと、自分で納得します。
そうだ、そもそも活字は苦手だったのです。

最近就活の時より深いレベルで自分探しを始めています。

Wednesday, August 02, 2006

不思議(政治責任)

「不思議」エントリには、個人的に判らないことを書いていくことにしました。
今回は、「政治責任」という単語です。

A級戦犯はどうしてあれほど倦厭されるのでしょうか。
答えは「政治責任」なのだそうです。
その答えがよく判りません。
文化的知能指数0の私がいろいろ考えることにします。

まず「責任」について考えましょう。
権利や自由を得ると、それに伴って責任が発生するとよく言います。
私は逆だと思っています。
アパートに住んだら家賃を払う。
商品を買ったら代金を払う。
借金をしたら利息を返す。
権利を得るために、人は責任を負うのです。
いいものを手に入れるためには、それなりの対価を払うという市場原理が働いているのです。

じゃあ、「政治責任」とはどんな「責任」なのか。
「政治責任」に見合う「権利」とはなんでしょうか。
言葉を置き換えると、それは「政治権」になりますね。
ここで判らないのです。
「政治権」とはまさしく「政治」を行う「権利」なのですが、これって権利ですか?
会社員は課長、部長と位をあげるごとに給料がよくなります。
それは、重い仕事に対する給料という対価があるから、よく判るのです。
仕事が責任で給料が権利です。
んじゃ、政治という重い仕事にどんな対価が支払われるでしょう。
それなりにいい給料をもらっているのですから、対価とすべきかもしれません。
でも、A級戦犯とよばれて未来永劫嫌煙される責任を問われるような重さなら、
対して相当の権利があってしかるべきですね。
このバランス感覚はおかしいのですよ、どう考えても。

市場原理に照らしたときに「政治責任」の重さの説明がつかない。
一旦「政治責任」のあり方を考え直したらどうでしょうか?
むやみに大きな「責任」を負わせるような、マスコミの煽りや極端な原理思想は、為政者を悪者に仕立て上げつるし上げるただのいじめになります。

国民もなんらかの形で為政者の支援をしたことを考えると、
国民全体も何級戦犯だかわからないですが、戦犯です。
国民が何級かはっきりさせてからA級を語りましょう。

Sunday, July 30, 2006

歳時記(白粉花)

今日は公園でオシロイバナを発見しました。
オシロイバナでの遊び方を最近のお子さんはご存知ないかもしれないですね。

<パターン1>
オシロイバナ(白粉花)はその名の通り白粉(おしろい=化粧粉)のようなでんぷん質の種子をつけます。
外見は黒い玉ですが、これをきれいに割ると中から非常にさらさらしたきめの細かい白い粉を入手できます。
自分の世代では、化粧を持っていない子供はこれを顔に塗るなどして化粧のつもりになっていました。
でんぷんなので、無臭で扱いやすいです。
べたべたしない程度につけて遊びます。
最近の子供は本当に化粧をしているので、こんな遊びもしないはずですorz

<パターン2>
オシロイバナは一枚の筒状花弁を持ち、ガク(萼)からラッパの拡声部のように突き出しています。
内部につつじのような長いおしべ、めしべを有し、黄色のカヤクが確認できます。
それらの根元にガクに包まれるように種子があるわけですが、オシロイバナの特徴は種子の成長が確認できる時期になってもなお花弁が残っていることです。
かなり立派な種ができたものを探して、種子ごと花弁をガクから取ってしまいましょう。
それの花弁のラッパの部分を種子から千切り取ります。
種子におしべがついていますが、このときおしべを花弁から完全に引き抜かず、花弁と種子がおしべで連結された状態にします。
この形を見てみると、
花弁=パラシュート
おしべ=パラシュートのワイヤ
種子=人
に見えます。
そうです、自然のパラシュートの完成です。
これを複数個つくり建物の屋上から無造作に投げ落とすとw
その様子は壮観でした。
勝手に上陸作戦などをでっち上げ、ごっこ遊びをしたものです。

ちょっと切れ込みを入れるとパラシュートが回転します。

ひまがあったらやってみてください。

Wednesday, July 26, 2006

disk unionがやっぱりすげー

プログレマニアの間で有名な新宿店プログレ館や茶水3階を擁する中古CD店、
disk union

やっぱりすごいのはここ。
between the buried and meというアーティストがいるんですが、
この読み方、
ビトゥイーンザベリードアンドミー
です。
バリードではありません。
ネットを検索するとどこもかしこもバリードバリードと書いているので、
日本人は勘違いしてバリードと呼んでいるようです。
ですが、disk unionは違いました。
さすがです。

ウェルカムトゥザサマー?

今朝は本格的に暑く、ついにアレがきたかと思わせられた。
そう、風邪。
じゃなくて夏ですよ。
変に寒いですよ。ああ、漣の退く音が。。

個人的には、夏は好きな方です。
暑いなどといっても、田んぼの水面で日光が照り返して2倍の体感温度になった稲刈り作業に比べれば楽だと思います。
なんつっても作業小一時間で汗だく、昼間に飲むビールが1時間足らずでふっ飛ぶわけです。

早く盆休み来ないかなぁ。

Tuesday, July 25, 2006

ペテンの輝き

自分は、ノリでいろんなことをやってしまう人です。
ノリでやると後で必ず後悔します。

雰囲気を読めとか、
わけも分からず周りの顔を窺うだとか、
ひやひやしたり、焦ったり、はたまた受けがいいと調子に乗ってみたりするわけです、都合人間は。

うまく雰囲気の波に乗ると、気持ちがよくなります。
これがノリです。
ですが、気がつくと知らない場所に流されている。
自分はどこに行こうとしていたのか、よく分からなくなるんです。

その気持ちよさはこぼれる砂の輝きのような、極端な一過性を持っています。
それを一生抱いて生きることはできません。
それこそ自分にうそをついてることになると。
後悔するのです。

Monday, July 24, 2006

アウトオブデート代議制

世の中を見て思うんです。
派遣、アウトソースが幅を利かせたり、Webサービスがコンポーネント化されたり、カーテンがオーダーメイドで作れたり、麺のかためやわらかめも決めることができたり。
みんなが好き勝手に選んで組み合わせることができる、そういう質がやっと当たり前になりつつあります。

弁護士にも、専門分野があります。
医者にも、もちろん。
美容師にはカリスマなんて部類もあるくらいです。
いろんな人がその人だけの「質」を提供しているんです。
好みの髪型にしてくれる美容院に行けばいいだけ。
みんな最適なものを求める権利があります。

なんで、自民党だけ第一党で他の党は野党なんでしょう。
なんで、一回選挙やっただけで、第一党がいろんな政策を勝手に決めてしまうんでしょう。
郵政馬鹿は他の分野もプロなんでしょうか。
まったく代議制のばかげていることといったら。。。
とそこまでは怒っていないんですが、さすがにもう古いと思います。
こんな古い茶番淘汰シアターはもう流行りませんから、プロがちゃんとその分野で発言できるシステムを組んであげましょう。

一つは、3院政にして互いに干渉させたらどうでしょうか。
上下をつけてはいけません。
また、1つの院に在籍する党は別の院には席を得られないようにします。
院同士で排他的にするのです。
これだけで競争意識が芽生え、政策の質を上げることにつながるんではないでしょうか。

一つは、党間のトレード制度を設けるなんてのもあります。
絶対トレードしなければならない決まりにしてしまいましょう。
トランプの大富豪やハーツの最初のカード交換みたいなもんです。

一つは、GAの突然変異確率のように、或る一定確率一般人を入れてみるとか。
個人的には裁判員と同じようなもんで、議会にも一般人を入れてしまえ、と思います。

一つは、議員全員外人にしてみるとか。
議会を国連にしてしまいましょう。
超法規的安全国家の誕生です。

ネタですが或る程度本気です。

Sunday, July 23, 2006

歳時記(なぞの植物)



本日の写真
1枚目はパキラと公園で拾ったなぞの植物の一輪挿し。
2枚目はその花をクローズトアップ。

花の形はゆりっぽいのですが、明らかにユリ科の葉のつき方ではありません。
ヒルガオ科か?とも思ったんですが蔓っぽくないのでこれもアウトです。
筒状の花ということでゴマノハグサ科をあたってみたんですが、ないですね。
まったくなぞです。

ちなみに
アサガオもヒルガオもヒルガオ科であることはよく知られています。
しかし、実はヒルガオ科ヨルガオもあるんです。
かなりマイナーだと思われますが、機会があればちょっと探したいなと思います。

Thursday, July 20, 2006

イライジャ・ウッド/パラサイト

「パラサイト」原題"The faculty"
Elijah Woodの王道B級映画。
エイリアンに乗っ取られた学園をカフェイン中の少年たちが救うという分かりやすいもの(?)

映画自体はどうでもいいというか、2時間ドラマの雰囲気です。
挿入歌、主題歌がOasis, Neveで学園ものに最適でした。分かりやすい。
ついでにアーティストは分からんが、Pink Floyd/"Another blick in the wall Pt. 2"のグランジ風カバーも挿入されていて、もうこれでもかというほど少年漫画風でした。
いいです。ここまでやると否定できません。
他に選ぶなら、The offsprings/"The kids aren't alright"もありかと。

Tuesday, July 18, 2006

HAL

映画2001年宇宙の旅(原題"2001: a space odyssey")に出てくる人工知能HAL。
IBMのアルファベットを1字ずつ前にずらしたのが、名前の由来といわれます。
この人工知能は問題解決において明晰ですが、途中から思いもよらない行動を取り始めます。
そのインパクトから、未来の技術への漠然とした恐怖を抱かせ、人工知能の代名詞となりました。

人工知能という概念は今の世界に然程目新しいものではなくなっています。
でも、HALを見たときの漠然とした恐怖は拭い去れていません。
HALのインパクトはそれだけ大きかったのです。

技術に対する恐怖感は常にどこかにあります。
だましだまし生きているわけですが、それをふと思い出させるのがSFです。
必ずうそと言い切れないところに、説得力があります。
そういえば、X-Filesにエレベータが人を殺すという話がありました。
今考えるとぞっとします。
シンドラーのエレベータを見てはっと思ったのは私だけでしょうか。

Sunday, July 16, 2006

横浜(東戸塚)

東戸塚は、西武グループの開発が進んでいてやけに高層マンションが建ち並んでいます。
最近判明したのは、ここのオーロラモールが一番近いファッションスポットだということ。
急に服が必要になったりしたら間違いなくここ。

今日は戸塚と東戸塚の間、ホームセンターにてショッピング。
先日壊れたと思っていたテレビは、電源ケーブルのショートが原因で、本体には異常がないのが判明。
そこで、ショートした部分を切り落とし、連絡するために中間スイッチ(コタツのケーブルについてるスイッチみたいなやつ)をつけようと、ひとまず部品調達に其処を訪れました。
物色しているうちに、ゴミ箱と観葉植物に手が伸びまして、買ってしまいました。
品種はパキラ
写真は後日UPいたします。

テレビは無事復活いたしました。
地上デジタルテレビが安くなるまで頼むよ!

Saturday, July 15, 2006

歳時記(猫じゃらし)

今日久々に見た猫じゃらしですが、
正式名は
エノコログサ

といいます。
犬ころ草
からきたものだそうです。
猫だったり犬だったりよく分からない名前です。
よく見るのはふつうのエノコログサで緑色で血色よさそうに肉付いています。
これが若干やせると、中の種子の部分が小さくかつ穂先が長くなり、少々かわいそうになります。
そいつには
ムラサキエノコログサ
という別の名前があります。

形から見て分かるようにイネ科です。
茎の根元がどれだけ地面を張っていても、節からくいっと曲がって、勢いよく天頂目指します。
たくましいやつらです。

Thursday, July 13, 2006

Podcastがちょっといい

早速購入のiPodとiTunesを使用してPodcastを聞いてみました。
iTunesは、登録済みのrssからmp3更新情報を引き出して、
更新時に自動的にダウンロード&iPodへアップロードします。
ネットラジオをストリーミングでなくダウンロードでやっちゃったというものです。

現在CNN Podcastを視聴しています。
そんでもってBBCを今度は聞いてみます。
ぜんぜん発音が違うのが分かります。
どちらも味があって面白いです。
まだ半分くらいしか聴解できませんが。
でも、本気ラジオよりぜんぜん音質がいいのがちょっといいです。

iPodにはカレンダー機能があるようです。
ついでにGoogle Calendarとの連携もできるようです。
でも日本語は文字化けをするというもっぱらのうわさなので、ちょっと試してみます。
使い心地は実行次第報告します。

まあ、でもiTunesの起動の遅さにうんざりしました。

Sunday, July 09, 2006

iPod nano

掲題のiPod nanoを購入しました。

充電ってPCとつながないとできないことをはじめて知りました。
別に不便ではありません。
つなぐとiTunesとの同期が勝手に始まったりしますが、これも別に不便ではありません。

最高だと思ったのは、イヤホンです。
普通のイヤホンは、片耳に短い枝、もう一方に長い枝という長短が別れて伸びています。
iPodのイヤホンは同じ長さです。
それもかなり長いです。
これは、日本人としては「絡まって大変だよねぇ」と思ってしまいます。
しかし、装着時に思ったのです。
「つけてる感じがしない」
イヤホンに掛かる荷重は従来どちらかの耳(枝の短いほう)に大部分を預け、残りはもう片方の耳に届く前に肩に加わっています。
iPodのイヤホンは同じ長さなので、装着時必ず前方に垂らすことになります。
肩に掛けるのは不自然です。
そうすると、荷重は両耳にきれいに分担されます。
その結果、頭に対して左右どちらにもトルクが掛かることなく、肩への負担は限りなくゼロになります。
これが無装着感を生んでいます。
走ったときにそれは一番強く意識されます。
走りに集中するとき、左右片方でぶらぶらするより真ん中でぶらぶらしたほうがいいに決まっています。

まあ、ただ、、、
別にiPodでなくてもそういうイヤホンはあるはずだから、それを使えばいいわけです。

でも、新しい発見はPriceless!

Wednesday, July 05, 2006

ミサイルライクフライングオブジェクト

コメントが浮かびませんが、北朝鮮がミサイルを発射、日本海に着弾したというニュースで騒々しくなってきました。
騒々しさを株価で見てみます。

BBC
FTSE 100 5826.3 down -57.20
Dax 5637.1 down -91.88
Cac 40 4933.5 down -50.35
Dow Jones 11140.6 down -87.47
Nasdaq 2156.3 down -34.12
S&P 500 1269.3 down -10.88
BBC Global 30 5472.9 down -9.75

情報統制がしっかりしている所為か、街の人々が落ち着いているのが、救いです。
知りえないところで恐ろしいほどの緊迫した裏交渉が進んでいるのでしょう。
晴らすことのできない漠然とした危機感、狭まる視野、本当に誰も得をしないのだと思います。

Thursday, June 29, 2006

歳時記(青い花)

青い花というと何を思い出すだろうか。
手っ取り早くは紫陽花、ちょっと探せばオオイヌノフグリなんてのもある。後者はカスミソウのような味がある花をつける。

今日見たのはそれらとはまた違う、この時期だけの草花。
ツユクサ(露草)
湿気の多い樹木の陰に生えていることから、その名がついたと思われる。
この青は、他の花の青に比べて鮮烈で、梅雨に打たれた様子は花弁に水滴を湛え格別だ。
「まるでその水玉に青の色素を溶け込ませたよう」に見えるほど、その青は透けて見える。

大概、寝そべったように地べたに生えていて、ドクダミなんかと仲良くいることが多い。
垣根の下を探してみよう。

Wednesday, June 28, 2006

弱損

マイケルがまたなんかやったらしい。
Jackson faces new court challenge
もういいでしょ。大体みんなも飽きてきたでしょ。
関係ないけど、やっぱりSpokeswomanっていうんだね。覚えとこ。

Tuesday, June 27, 2006

家電の寿命

先週テレビがご臨終を迎えました。
移動中に破裂音とともに突如ただの黒い箱になりました。
もっと華やかな最期かと期待していましたが、あっけなかったです。

93年製造なので13年はがんばっていたことになります。
そこで、感謝の意味をこめて、新しいテレビはすぐには買わないことにしました。
今月いっぱいは自分の部屋ではテレビを見ません。
お疲れ。

Monday, June 26, 2006

幽霊好き

「黄泉がえり」「いま、会いにゆきます」等、ヒット映画に付き物のような幽霊。
ハートワーミングなものから呪い付まで品揃えは多数です。
今日も週間ジャンプを購読すると、これでもかというほどテーマは幽霊だらけです。
「ジョジョ...」のスタンドもある意味幽霊と捉えられます。
子供のころからこういうメディアで洗脳されるのでしょうか。

日本人の幽霊好きも、ここまでくれば捨てたもんではありません。
話を幽霊がらみにすれば、ある程度説得力を持たせることができます。
「いわくつきのつぼ」といえばただのつぼも丁重に扱われます。
開けられたくない大事な金庫にはお札とか貼ったり血のりとか塗っておけばいいのです。

Saturday, June 24, 2006

B'z/MONSTER

B'zのニューアルバムが出ます。
MONSTER 6/28発売
10年来聞いていて、毎回アルバムが出るたび変わりっぷりに驚くんですが、今回はちょっと衝撃が大きい。
彼らの原点はHeavy Metalの様式美とPop & Dance Tuneのリズム感だとどこかの論評にありましたが、まさしくそれが戻ってきた!、そんな感じです。
BillboardのRock Tuneランキングでも分かりますが、日本だけでなく世界で王道が復活しつつある音楽界。
Mr. Childrenに変わるメロディーメイカーとしてレミオロメンが出てきました。
(まあプロデューサが小林武史氏で一緒なので後継ということにしてみました)
浜省やHound Dog、尾崎豊のくさいロックチューンメイカーの後継は出てきていません。
それをB'zが一手に引き受けようとしています。
GyaOにて試聴可。
http://www.gyao.jp/music/bz/

Thursday, June 22, 2006


ある服屋で買った服を着て、またその服屋へいくのは、俺は少し恥ずかしい。
ついでに、店員に付きまとわれるのはあまーり得意じゃない。
これがお勧めですよとか、そういうのいいから、みたいに思うが。

関係ないけど今日の一冊
Brain Valley (上)/ 瀬名秀明
うん。研究したことある人は読んだほうがいいよね。
もう主人公の一言につきますよ。
「自分は科学に救いを求めている」
どういうことかというと、まあ読んだら分かりますけど、途中の意味不明な体験した後の主人公の混乱具合は半端じゃないですから。それが、だんだん話が飲み込めてくると気合がどーんと入るわけです。
すごいよくある。
まさしく、研究者は「分かった」の快楽で生きているという証明にもなっているわけです、是。

あとは、ここまで研究≒オカルトを直球でテーマにした本ははじめてみました。
これもそう。研究してる人はとんでもが好きだったり、オカルトを気にするんですよ。みんながみんな大槻教授じゃないわけです。いや、むしろオカルトを否定する大槻教授も、「それじゃあそんなの相手にしなきゃいいでしょ」って思うときがあるくらい、むきになってオカルトに対抗するので、やっぱり気になってしまうのです、オカルトが。
これって、正義感の強い人ほど悪人を追及したくなるのと一緒です。正しいことと悪いことの線引きができてしまうと、悪いほうにカテゴライズされたものは余計に悪く見えるものです。イラクを悪の枢軸とか言ってみたりするわけです。
科学者も、科学に即するか即しないかできっちりするので、どんどん科学を知っていくと、分かることは分かる、分からないことは余計に分からないということになります。分からないことは気になるものです。
意識を集中する点はこの時点で2つになります。科学にもっとも即したものと最も即していないものに。科学理論とオカルトです。ブッシュも、アメリカとイラクしか見えていなかったようにね。
研究中にふと気になる分からないことにぶつかり、研究を進めていくとさらに分からなくなる。そのとき、答えを求める先が神とかだったりするわけですよ。まったく両極端です。

まあそういう姿が主人公に投影されているので、気になる人は読んでみましょう。

ついでに、Brain Valley文庫本は2種類ありますね。
片方は大友克洋風といったら怒られる、田中達之氏のカバー。
もう片方は、友達の研究室の先生、河口洋一郎氏のカバー。講義ではお世話になったんですが、そっちの方じゃない文庫本を買ってしまいました。

Wednesday, June 21, 2006

今は昔


中学生がどう見てもぶかぶかの靴を履いて通学しているのを見て、ほんわかした。
その余白にはどんな夢が詰まっているんだろう。
紫陽花が笑っている気がした。

今日の一枚
Red Hot Chili Pepper / Stadium Arcadium
2枚組でお買い得なだけでなく、ポップに輪をかけたはじけ感。
By The Wayからのこの流れ、こんな風に歳を取りたいと思う。

安物買いの銭失い


ドンキで買ったワイヤラックは垂直支持棒が垂直にならないという悲惨な結果。
2時間格闘しても矯正できず。
あきらめました。

今日の写真
日曜日のサッカー日本vsクロアチアの直前に行ってきた横浜水天宮(桜木町)。
引越し直前に東京の八幡大神社にお別れを告げておいたので、
神様同士の引き継ぎ事務手続きはたぶん済んでいたでしょう(?)
引越し後行ってなかったので、ちゃんと挨拶をしてまいりました。
ついでに、日本代表の勝利祈願をしてきました。
安産祈願なんですけどね、専門は。

Thursday, June 15, 2006

横浜(保土ヶ谷)

すんでいる寮はちょうど平野の際の小高い丘、南向きの急斜面の8合目くらいのところにある。
坂道を上りながら右手にはランドマークタワーが見渡せる。
夕霞のなかそびえるそれを見ると、近代的な城塞という感じを受ける。

寮から歩いて10分、坂を下って国道沿いにそのバス停はある。
毎朝そのバス停から職場へは一本のバスで行くことができる。
本日、自分はここでバスを50分待つこととなった。
国道で事故が起きたのだという。
さすがバスである。

今日はそんなこんなで疲れているので、ここらで寝る。

Tuesday, June 13, 2006

billboard 2006 I

http://www.billboard.com
ビルボード誌のtop 100

最近のロックシーンはとにかくミクスチャーの衰退とヘビメタの復権に尽きるかもしれない。
数年前まで趨勢を極めたLimp bizkitやそのあとに続いたKORN、Linkin parkはなりを潜め、
女Linkinと呼ばれたEvanescenceも同様の扱いとなる。
このころにSum41やSlipknotが火をつけたメタル復権ののろしが今になって大火事になりつつある。

TOOLはさすがに知らなかったのだが、老舗のHMバンドということでこの機に聴こうと思う。

Pearl Jam, Red Hot Chili Pepper, Nickelbackはアメリカンロック王道ということで除外すると、やはりメタル復権を考慮しなければ得心が行かなくなるこのごろのbillboardである。
(↑Nickelback以外はCDを買いました)

Sunday, June 11, 2006

横浜 I (ラーメン初代、関内)


横浜人は札幌ラーメンを大変好むらしい。
いたるところに札幌ラーメン屋がある。

というわけで写真1枚目は美しが丘、ラーメン屋初代の味噌ラーメン。
札幌ラーメンの特徴は、
1)最近の札幌ラーメンは全部白い
2)後味どころじゃなく口にべっとり残る甘さ
3)箸をくゆらせると跡が残るほどの油膜
4)至ってシンプルな具材
ということで、こんなラーメンが食べたい方には横浜をお勧めしたい。


2枚目は横浜とは関係ないが、おととい幕張メッセで開催されていたInterop Tokyo 2006に参加してきたので、チョイス。
中の様子はお見せできないが、最新ネットワーク事情をPRするベンダーと観覧客でごった返し。
個人的には、コンパニオンがひたすらアンケート回答を求めてくるのがめんどくさかった。
1社について5~10人コンパニオンがいて、200~300社あったので、どれだけいたかは想像に難くないと思う。



3枚目は昨日自転車にて関内へ遊びに行ったのでその報告。
赤レンガ倉庫、観覧車、ランドマークタワー、ワールドポーターズ、ベイブリッジが見える山下公園。
マッスルミュージアムがあったり、KIRINのサッカー応援ビアホールがあったり。
半径1キロ以内に密集しているこれらのアミューズメントは、やはりこの横浜だからここにあるのだろう。
自転車でいけるもんかどうか試しに行ったいいが、帰りに雨に降られてどうしようかと...

Wednesday, June 07, 2006

ネット環境整備

友達の回線にお世話になり、何とかネットにつながる状況に。
会社からは見れなかったあれこれの怪しいサイトを確認中。

東工大のエレベータの話が盛り上がっています。
http://jp.jinbn.com/2006/06/05230000.html

元ねたのmixiコミュを参照できる方はぜひごらんアレ。
確かに事件は笑えない次元に入ったのは間違いないが、
コミュの管理人が純粋な目でエレベータの可笑しさをまとめている。

Monday, May 15, 2006

テスト

テスト

Wednesday, May 10, 2006

黄金週間 II -- last half --

6日目まったりMGS
7日目土佐寮の集まりで少し飲み@吉祥寺
8日目横浜探訪
9日目寮のメンバで町田放浪
10日目掃除、買出し等準備
ということです。
結局実家にも帰らず、かといってずっと引きこもってたかというとそうでもないという
かなり中途半端な結果となりました。

その後は再び朝6:50出発を続けております;

Wednesday, May 03, 2006

黄金週間 I --former half--

ゴールデンウィークにおいても休肝日がありません。
初日がん寝した後宅飲み。
2日目こーすけ来て接待飲み。
3日目横浜探訪後飲み。
4日目土佐寮訪問多少飲み。
5日目唯一休肝日。
金を心配し始めました。

Wednesday, April 26, 2006

休肝日

先週から休肝日がありません。
でももうあきらめました。
むしろ酒と付き合います。

朝が7時50分になりました。
ギャップに弱い私としては、うれしすぎて鼻血がでそうです。
とりあえず明日人生のいろんなことが決まりそうです。

Saturday, April 22, 2006

入社して

3日の入社式から怒涛の3週間をすごし、
ネットの環境もいまだに完璧に準備できていません。
連絡取りづらいといろんな人に迷惑をかけておりますが、
少々お待ちください。
ゴールデンウィークには何とかします。

とりあえずいま、朝6時50分に寮を出ています。
(ρw-).。zzZ

Friday, March 31, 2006

運転 I

地元に帰るとすぐに家族を乗せて運転する事に。
免許を取って間もないのでホントひやひやしましたが、
それ以上に混乱させられたのはうちの車のギアの硬さとアクセルの敏感さ。
ちょっと踏み込むと一気に全開で噴き始めるので、
つねにロケットスタートかエンストの二択。
AEONや大丸の立体駐車場、実家の山、バイパスを走りきってやっとそれにも慣れました。

対向車をよけきれない狭い道でバックに戸惑いあたふたしたりしたけども、
初心者マークとこちらのてんぱり具合をみて向こうがずっと引き返してくれました。
めっちゃはずかすぃ

Thursday, March 23, 2006

免許取得

公約どおり3週間足らずで取ってきました。
教習所は埼玉です。
埼玉って意外と田舎ですごい親近感沸きました。
全身スウェットのヤンキー多いけど、それもまた風情あったし。

まあ何も無いので、することといえばタバコをすうことくらい。
タバコありだとなぜだか人に気軽に声をかけられるようになるのが不思議。
話を聴くと、周りが18歳だらけで多少落ち込みました。
でもみんな元気がよくて、こっちもつられてちょっと若返りました。
ビリヤードなども暇つぶしに行ったりして。

意外と女性が多いのがびっくり。
かわいいこもいたんですが、自分は年下はだめっぽいっす。
ついていけません。
「きんもー」と「もえー」が連発されていました。

でも、何より友達ができたのが一番の収穫でしょう。
めずらしく同い年もいて、お互い別々の人生だけど、一緒にいたこの2週間は濃かった。
ずっと忘れられないでしょう。
メンソールを吸うたび、メンソールを覚えたこの教習の日々を絶対思い出すことでしょう。

Thursday, March 02, 2006

"Pain The Neck"

今日コンパでねたに上がったこの言葉。
今の自分はまったく之に尽きる。
一昨日研究室に泊り込んで書き込み、
昨日修論出し終わったかと思えば、
今日は研究室片付けに、ローカルな打ち上げ。
明日からは免許合宿。
あぁ倦怠感との戦い、第12ラウンド。

合宿はてぶらではつまらないと思い、早速CD購入。
前から気になっていたイタリアンロックPFM、アメリカンロック王道TOTO、JOURNEY、
萎えた気分が少し戻ってきた。
よし、この2週間聴きつぶす。

メモ
音楽経歴を並べると
Mr Children→(enlarged)Japanese Rock→Hard Rock Overseas→Heavy Metal→Punk→Gothic→Progressive Hard Rock→Hard Core→Progressive Rock
往ったりきたりしてわけが分からない。

Sunday, February 26, 2006

マルチタスク

修論最終稿案作成終了。
推敲の後たぶん明後日には提出できるだろう。
これで自分の一つの挑戦が終わる。


関係ないかもしれない話。
考えるとなるほど、人生は常にマルチタスクなんだと思う。

マルチタスクなもの、たとえばパソコンを思い浮かべる。
パソコンの存在価値って何だろう。
よく分からない。

マルチタレントって結局どこがすごいんだろう。
これもよく分からない。

言葉遊びに見えるけど、でもやっぱりマルチなものは複雑でよく分からないものだ。
よく分からない、そのほうがいい。
よく分かるもの、過度に分かりやすいもの、
たとえばアメリカの対テロ姿勢、前選挙における郵政民営化反対派一掃劇、
それらはきっと全部、幾多のうそを積み重ねたデフォルメの上に成り立ってる。
よく分からないものの方が、むしろ私は安心するなぁ。

青取之於藍而青於藍

回文のような周期性があるような無いような、ずっと見つめてたら目が回るこの文章。
荀子の「藍より出でて藍より青し」の原文だそうだ。
(「中国古典の言行録」宮城谷昌光著)

宮城谷氏は、藍も青ももともと同じものなんだし、きっと自分のことを言ってるんだと明言した。
つまりこれは自己革新を謳っているものだと。
まったく納得できる解説があるので読んでいただきたい。

自分はこれを「カオス」にも拡大解釈できると思っている。
だって「藍」は「藍」のままで終わることもあるかもしれない。
「青」である状態は「藍」である状態から確率的に産出されるわけで。
「青」だって、もっと青い「何か」の状態になる可能性もある。
きっかけが何だかは分からない(荀子も明言してない)。
宮城谷氏はそれが「学問」だと仮定した。
自分はそれが純然たる「確率過程」だという仮定をしてみた。
すると、「藍」の最終状態はいったいどこなのか。
どれだけ「青」いのか。誰にも分からない。
これはちょうど、映画ジュラシックパークで数学者が
「腕を伝う水がどこに到達するか、だれも予想できない」という内容の説明をしたのにそっくりだ。

でも、今の自分は将来の自分を分からないけど逆に昔の自分は分かっていて、
「昔は藍だったなぁ」「今は青いな」とかそういうことを感じることができる。
そのときは、そう、
「ああ、今の自分が青いのは、すごく低い確率で綱渡りしてきた結果なんだ」
て思うのかな。

まあ、とにかく何が起こるかわからないってこと。

Friday, February 24, 2006

荒川選手金メダル

いや、フィギュアスケートで金取るとは。
見れてよかったー。
あれはお世辞抜きで女王のすべりでしたね。
おめでとうございます。

表彰式今やってますが、本人さんなんか驚いてる感じで。
いやダントツだしね。
今回の五輪で日本のメダルはこれが初、かなり少ないのだが
なぜかもうおなかいっぱいです。

Thursday, February 23, 2006

インターネットが無機的であること II

膨大な文章を「読む」操作をせずに、重要なエッセンスを引き出す試みがある。
たとえば、コンピュータにまず文章を構成する単語に分解させて、それらのつながりを助詞、接続詞から推測させることで、一番重要なキーワードを発見するという研究がある。
やはり文章の中の言葉たちも有機的に連結している。
コンピュータはそれを逐一拾って全体を把握してやっと最高位の単語を選択できる。
だが、そもそも文章を読む人間は、そのトポロジーを不随意的に解析し細部を壊死させて重要な部分だけを抜き取っているのだろうか。

もしそうなら、ネットサーフィンのもっといい方法がありそうだ。
現在大半の視聴者はハブとなるいくつかのポータルサイト、検索サイトからリンクを手繰り下っていって目的地に達する。
これはそもそもコンピュータ的なやり方で、すべてのドキュメントを並列的に網羅した上で評価値の高い物から序列的に閲覧することに他ならない。
独自の評価関数でインデクシングし検索ワードに一致したものから表示する検索エンジンが根っこにあるから仕方が無いことではある。
まあ、これでもインターネットを辞書として使う目的だけでサーフィンしているならかまわない。
しかし、インターネットを構成する数々のサーバやドキュメント、コンテンツのなかで、本当に人間が見たいと思うものを探す術は、単なる単語の一致度とは限らない。(続)

Tuesday, February 21, 2006

貨物車両 I

機関車に牽引されて始めて役を果たす、それが貨物車両。
それまで走ることが自然だった貨物車両がジャンクションをスイッチオフされて、
摩擦で減速し機関車からどんどんと離れ、最後には止まってしまう。
貨物車両ってなんか非常に切ない。
そもそも機関部を持たないので貨物車両自体の自由度は、高度が低いほうに転がることしかない。
でも車両全部が機関部を持っていたとしたら、列車全体の振る舞いは非常に不安定になる。
依存関係が安定をもたらしているのだ。

ほとんどの人間は貨物車両のような気がする。

Monday, February 20, 2006

音楽>金

Y中さんの音楽機材みせてもらったけれど、
最小単位で5万からするんだ。
全部そろえて、、、大変だ。

サンプリングは確かに興味がある。
自分も排水溝の音とかむやみやたらに使いたい。
Nine Inch Nailsはいまではくすんじゃってるけど、
やっぱりいまでもああいうのは好き。
作るとなるととんでもなくストイックそうだけどそれも音楽かと思う。

そしてイタリアンロックに興味がある最近です。

Thursday, February 16, 2006

完全脱力

修論発表が終わった。
恐ろしい突っ込みに耐え、激しい修正要求を呑み
最後はいったい自分は何なんだろうというところまで到達。
むだに緊張をしたおかげでいろんな閾値を超えて終了時に一気にブレークダウンした。

これほど徹夜が普通な日々はなかったと思う。
ブレークダウン時にそれらの蓄積疲労が集団登校した。
「くんな」とあれほどいったのにやっぱり集団登校してきた。
そしてしんどいのでもう寝るよ!俺おつかれ。

Wednesday, February 08, 2006

適時降雪

センター試験実施日、関東地区では高確率で降雪が観測される。

雪は、核に水滴が付着し凝固して形成される。
同じことが氷柱で起こっている。
融点を越えた雪が融けて一旦水になったはずなのに、
氷柱を伝ううちに空気に接触する面積が増え、
気化熱を奪われ再び凝固する。

そういう意味で、雪は秩序の再構成、何かの結実を意味しているのかもしれない。
そうすれば、多くの人の人生の転換点であるセンター試験で降雪は理解される。

本日修論初稿提出!
今日の降雪も自分にとっての何かの結実の具現であってほしい。

Sunday, February 05, 2006

現実頭皮

2$歳の誕生日。
それと同時に、修論提出10時間前。
ほんと、思い出作りだわw

Sunday, January 22, 2006

英語のヒアリング

英語耳を鍛えるっていうのは大変難しいといいます。
http://www.itconversations.com/index.html
自分はこちらを聴いております。
IT関連のフロンティアがいい話をしています。
しかし、やっぱり速いです。
とにかく最初がつかめないと、後がずるずると判らなくなる。
そして、講演または対談形式なので笑い話になるとちょっとついていけない。
あとはこちらも。
http://zettai.seesaa.net/
こっちのほうが断然聞き取りやすい。
これは実践的ではないのですが、日常生活を話者が独特の感性で見切っている和やかブログ形式です。
暇な方はお試しあれ。

Tuesday, January 10, 2006

御茶ノ水 I

江戸遊神田店
これがスーパー銭湯か。
充実装備でリーズナブルな400円。サウナつき800円。

すっきり
着替え場も浴場も風呂桶もサウナも新しくていい。
温泉成分の入った人工温泉搭載。
ヒノキ風呂にジャグジー搭載。
個室のような洗い場、シャンプー、石鹸搭載。
カウンターでタオル(手ぬぐい系、バスタオル、バスタオルサウナ用)がもらえるので
てぶらで行こう。
サウナにテレビつき。

もやっと
洗い場は若干8名のみ。
温泉がぬるい。

Sunday, January 08, 2006

本郷 I

『文京区 銭湯』でgoogle検索をかけるとgoogle mapにて簡単に銭湯の連絡先、地図が見られる。
銭湯情報サイトOh! 銭湯とならび非常に有益である。

文京区本郷近辺第一弾。
菊水湯、ほとんど後楽園・春日寄り。
ドラマで出てきそうな寝殿造のような入り口。
着替え場、銭湯はなぜこうも天井が高いのか。
まあ、湯気を逃がしているんだろう、確証は無いけど。
変わっているのは、着替え場の隅に漫画をおいてある棚があり、
リクライニングシートがあり、扇風機があり、
中央の机には雑然と雑誌が置かれていて、
なんだか居心地がいいこと。
定休の金曜日で今日だけ例外的に開いているというのに客も結構いる。
風呂桶はどちらも薬湯。
甘草(ジャグジーと座湯)と朝鮮人参。
風呂場では着替え場よりまた一段と天井が高くなっている部分がある。
決まって男湯と女湯の境が一階分吹き抜けのように突き上げている。
あと、決まって桶はケロリン。ケロリンてなに?
話がそれるが男湯と女湯の境は意外と薄いトタンで、
番頭の前には行き来ができる扉がある。
こどもが往来しているのを見たが、そこはどうやら家族連れらしかった。
小さいときに銭湯に来たかった。
深夜1:00までやっているらしいので大変重宝する。

三鷹 II

知らなかったが、銭湯の値段は東京都が決めているらしい。
なので400円で決まりきっているわけだ。
今日は神明湯。
三鷹牟礼、三鷹台と井の頭公園の中間にある。
設備は最新の部類に入るだろう。
露天風呂は文字通り空を見渡せる。
本日でんき風呂を初体験した。
足を入れている分にはいいが、
腰まで浸かった瞬間に髄に響く圧迫感で飛び出してしまった。
はっきりいってあれは罰ゲームだと思う。
俺の体どこかが悪いのか。とにかく相性が悪い。
コーヒー牛乳、あんなに甘いのに風呂上りは平気で飲める。

Wednesday, January 04, 2006

三鷹 I

寮の風呂が壊れて1週間。
にわか銭湯めぐり。
三鷹駅前(上連雀・下連雀)には一昔前まで多くの湯屋があったらしいのだが、
ずいぶんつぶれてしまっている。
今日はそのなかでも残った数少ない湯屋、朝日湯。400円。
設備が非常に新しい、いうことなし。露天風呂がぬるいのが難点。
露天、ジャグジー、でんき風呂、温冷。
再開発が進んでいる三鷹駅前で一つ裏道へ入ったところにある憩いの場。
都心の下町とは違うのんびり感がある。

Tuesday, January 03, 2006

インターネットが無機的であること I

ブログって、名前の由来から判る通り
'Log'としての機能を有している。
大半は日常の記録として機能している。
たまに無造作に重要な情報が保持されていたりする。
googleみたいに沢山のロボットで監視されたインターネットの中は、
ブロガーが思い思いにサイトをリンクして有機的に連結してしまう。
あるブログのサーバが落ちたら。。。
そこにある重要なデータはもう見れないのにgoogleのキャッシュには残ってて、
リンクで飛んできたビューワのフラストレーションを招く。
インターネットにはこんなゾンビ化したサイトが沢山。
特に技術的なことに関するサイトはよくゾンビ化している。
流行に一番左右されるからだと思う。

リンクってのはAタグ書けば誰でも貼れるもので、
郵便のあて先のようなもの。
あて先の建物が無くなったら意味が無くなる、そういうシンプルなもの。
シナプスのように指向性があってワンウェイ。
どのページのリンクも行き先のサーバが死んでることなんて知らずに行き先を示しつける。
いわばそのリンクもゾンビ。
こうしてウェブのゾンビ化はとまらない。
考えればゾンビ化は指数関数的に増殖することになる。
食い止めるにはリンクを切らなければならないが、あまりそれは重要視されない。
膨大なリソースから必要なものだけ抜き出してアーカイブする操作も
いったい誰がやるのか、今のところウェブは放任主義。