Tuesday, January 03, 2006

インターネットが無機的であること I

ブログって、名前の由来から判る通り
'Log'としての機能を有している。
大半は日常の記録として機能している。
たまに無造作に重要な情報が保持されていたりする。
googleみたいに沢山のロボットで監視されたインターネットの中は、
ブロガーが思い思いにサイトをリンクして有機的に連結してしまう。
あるブログのサーバが落ちたら。。。
そこにある重要なデータはもう見れないのにgoogleのキャッシュには残ってて、
リンクで飛んできたビューワのフラストレーションを招く。
インターネットにはこんなゾンビ化したサイトが沢山。
特に技術的なことに関するサイトはよくゾンビ化している。
流行に一番左右されるからだと思う。

リンクってのはAタグ書けば誰でも貼れるもので、
郵便のあて先のようなもの。
あて先の建物が無くなったら意味が無くなる、そういうシンプルなもの。
シナプスのように指向性があってワンウェイ。
どのページのリンクも行き先のサーバが死んでることなんて知らずに行き先を示しつける。
いわばそのリンクもゾンビ。
こうしてウェブのゾンビ化はとまらない。
考えればゾンビ化は指数関数的に増殖することになる。
食い止めるにはリンクを切らなければならないが、あまりそれは重要視されない。
膨大なリソースから必要なものだけ抜き出してアーカイブする操作も
いったい誰がやるのか、今のところウェブは放任主義。

No comments:

Post a Comment