Sunday, July 30, 2006

歳時記(白粉花)

今日は公園でオシロイバナを発見しました。
オシロイバナでの遊び方を最近のお子さんはご存知ないかもしれないですね。

<パターン1>
オシロイバナ(白粉花)はその名の通り白粉(おしろい=化粧粉)のようなでんぷん質の種子をつけます。
外見は黒い玉ですが、これをきれいに割ると中から非常にさらさらしたきめの細かい白い粉を入手できます。
自分の世代では、化粧を持っていない子供はこれを顔に塗るなどして化粧のつもりになっていました。
でんぷんなので、無臭で扱いやすいです。
べたべたしない程度につけて遊びます。
最近の子供は本当に化粧をしているので、こんな遊びもしないはずですorz

<パターン2>
オシロイバナは一枚の筒状花弁を持ち、ガク(萼)からラッパの拡声部のように突き出しています。
内部につつじのような長いおしべ、めしべを有し、黄色のカヤクが確認できます。
それらの根元にガクに包まれるように種子があるわけですが、オシロイバナの特徴は種子の成長が確認できる時期になってもなお花弁が残っていることです。
かなり立派な種ができたものを探して、種子ごと花弁をガクから取ってしまいましょう。
それの花弁のラッパの部分を種子から千切り取ります。
種子におしべがついていますが、このときおしべを花弁から完全に引き抜かず、花弁と種子がおしべで連結された状態にします。
この形を見てみると、
花弁=パラシュート
おしべ=パラシュートのワイヤ
種子=人
に見えます。
そうです、自然のパラシュートの完成です。
これを複数個つくり建物の屋上から無造作に投げ落とすとw
その様子は壮観でした。
勝手に上陸作戦などをでっち上げ、ごっこ遊びをしたものです。

ちょっと切れ込みを入れるとパラシュートが回転します。

ひまがあったらやってみてください。

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