Thursday, June 29, 2006

歳時記(青い花)

青い花というと何を思い出すだろうか。
手っ取り早くは紫陽花、ちょっと探せばオオイヌノフグリなんてのもある。後者はカスミソウのような味がある花をつける。

今日見たのはそれらとはまた違う、この時期だけの草花。
ツユクサ(露草)
湿気の多い樹木の陰に生えていることから、その名がついたと思われる。
この青は、他の花の青に比べて鮮烈で、梅雨に打たれた様子は花弁に水滴を湛え格別だ。
「まるでその水玉に青の色素を溶け込ませたよう」に見えるほど、その青は透けて見える。

大概、寝そべったように地べたに生えていて、ドクダミなんかと仲良くいることが多い。
垣根の下を探してみよう。

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