Saturday, December 16, 2006

不思議(愛国心 前段)

今回は不思議な言葉「愛国心」を考えていく上で、軽いワークアウトを。

前回の不思議「義務教育」からネタが膨らんできたところに、改正教育基本法の法案通過のニュースと読売新聞の社説が飛び込んできました。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20061215ig90.htm

まず記事に対してコメント。
「教育の荒廃」「いじめ」「愛国心」がひとくくりで論じられていて、関連性が描かれないまま「愛国心イイね」となっているさっぱり分けが判らない記事です。
ちなみに、愛国心は当たり前で、明文化するのが恥ずかしいと思うのは私だけでしょうかね。
日本には、愛国心を戦争の前触れと忌み嫌う文化がある、それは確かです。認めましょう。
忌み嫌って議論をしなかったから、「愛国心」の取り扱い方が分からなくなったんでしょうね。
「愛国心」必要なんだけど、どうしよう、しょうがねえ、明文化しちゃえ。先に憲法にいれちゃえ。
アレルギー反応を治すために、逆に血管に大量注射してみる感じ。
荒療治過ぎるw
おいおい。
関西芸人のツッコミ役もびっくりするこてこての落ちをつけてくれなくてもいいと思いました。
それって、ゆとり教育といっしょじゃない?
いじめかっこ悪い、だからみんなでゆとり教育、基準制定。
おいおい。
学力低下のつけなくていい副作用の落ちもついていましたね。

まずは愛国心を勉強するところからはじめましょう。
正しい愛国心って何?
もちろん誰も正答を知らない。
だから、教育に与える影響、功罪、もっと議論すべきです。

さて、これからこの不思議エントリーを使って、「愛国心」の情報を収集整理したいと思います。

また、いろんな世代の人の話を聞く必要もあると考えます。
特に、中高年層、団塊の世代は、幼少に戦争悪を直接、間接に刷り込まれた人々で、「愛国心」には特別の拒否感があります。

さらに、「愛国心」、それは日本を愛することなのか、もしそうなら、愛すべき日本が明らかにならなければ「愛国心」はつかめない。
日本についても調べる必要がありそうです。

とりあえず、Wiki「愛国心」へリンク。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E5%9B%BD%E5%BF%83

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