Wednesday, June 06, 2012

ubuntuにandroidの開発環境構築

Ubuntuの実験用VMにandroid開発環境を準備したら、案外簡単だったのでご紹介。

【環境】
Core i5の4コア、メモリ4GBを搭載したWin7。
VMware Playerを稼動し、Ubuntu 12.04をインストールしたVMで実験。

【ツールインストール方法】
まずはここからandroid-sdk_*.tgzをダウンロード。
http://developer.android.com/sdk/index.html
例えばこんな感じ。
wget http://dl.google.com/android/android-sdk_r18-linux.tgz

次に、これを展開します。
tar zxvf android-sdk_r18linux.tgz

これでツール自体はインストール完了です。
そのため、adbとかも
android-sdk-linux/platform-tools/adb
にインストールされています。

【eclipseからのツール呼び出し方法】
eclipseがインストールされていなければ、
sudo apt-get install eclipse でインストールします。

eclipseにadt pluginを入れます。
eclipse上でHelp->Install New Softwareを選択。
site入力ボックスに

https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/

を入力し、addします。
下にDevelopment Toolsが検索できたら、チェックボックスにチェックし、Nextを選択。
Acceptを選択し、Finishします。
ダウンロード&インストールが終了すると、elipseの再起動が求められますので従います。
再起動後、自動的にadt pluginにツールダウンロード場所をおしえてくれ、と
ダイアログが出てきますので、一番最初にダウンロードしたツールの展開場所を指定します。
詳しいことは下記に書いて有りますね。
http://developer.android.com/sdk/eclipse-adt.html#installing


だいたいこれで開発環境は出来上がったわけです。
開発するアプリやデバッグしたいandroidバージョンにあわせて、
android sdkメニューからandroidイメージやARMイメージなどをダウンロードして使用します。


【注意】
私はwindows+eclipseでこれまでandroid開発をしておりましたので、
そのプロジェクトをそのままimportすればいいのかと思っておりました。

問題が2つ発生しました。
1.Javaのバージョンが違うよと怒られる
2.androidアプリのビルドのために指定していたjarファイルなどの自前指定が、
 Windows環境のパスになっていてubuntuからは読めない
 (例:D:\android-dev\****.jar)

問題の解決方法は下記です。
1.Javaのバージョンが違うよと怒られる
eclipseが基本的に使うjavaのバージョンは、eclipseのWindow->preference->java->compilerの中に「1.5」とか「1.6」とか指定して有ります。これがWindowsのeclipseとubuntuのeclipseでずれるために
解決するためには、ubuntuのeclipseに合わせた設定をここで指定してあげれば良いのです。
http://www.ipentec.com/document/document.aspx?page=android-compiler-found-17-error&culture=ja-jp
もしくは、androidプロジェクトを右クリックしてpreferenceを選択。java compilerメニューの中に、やはり同じjava versionを指定する箇所があります(普段はenableされておらずグレーアウトしているはずです)これをenableして、適切なjava versionを指定すればよいです。


2.androidアプリのビルドのために指定していたjarファイルなどの自前指定が、
 Windows環境のパスになっていてubuntuからは読めない
これは、ubuntu上の適切な場所に同じjarを用意して、そのパスを再度指定してあげる必要があります。
ちょっとめんどくさいですね。

以上です。

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