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Sunday, January 21, 2007

Movie(ショーシャンクの空に)

The Shawshank Redemption

ティムロビンスかっこえぇ!
<ストーリー>
妻殺しで終身刑と宣告された男が、ショーシャンク刑務所にやってきた。
刑務所内の調達屋であるレッドの視点で、この終身刑男アンディーの壮絶な務所暮らしと、最後に起こした奇跡を描く。
無実の罪、暴力、汚職、それらに屈しないアンディーはこう言う。
「他人には奪えないものがある。それは『希望』だ」

これはなんの掛け値もなしに面白い。
原作はスティーブンキング、監督脚本はグリーンマイルのフランクダラボン、
これらは言うまでもなく、演技もティムロビンスとモーガンフリーマンその他、文句なしです。
「希望」ってそういうもんなんだろうなぁと、思いました。

Friday, December 15, 2006

movie(パプリカ)

Paprika/Satoshi Kon

夢の精神科医パプリカの遭遇するサスペンス。
映像トリック満載、面白かったです。
集大成な感じは否めませんでしたがね。
これまでの今敏作品を見ていれば、何の違和感もなく受け入れてしまえます。
逆に言うと、設定自体はあまり凝っていないんですね。
原作か脚本がその程度なのかもしれません。
原作を読んでいないので、ツッコんで発言できませんが。

Monday, December 04, 2006

movie(Village)

M. Knight Shyamalan/Village

Mナイトシャマラン監督の、どっちかというと普通寄りの映画です。
ストーリーは、奇妙な森と奇妙な村で起こる謎多き事件、追い詰められる村人の行動記録です。
普通というのは、途中で先読めたので。
にしても、やっぱり監督。
演出うまいです。
読めたけど怖いんですよ。
ほんともういやになりますよ。
稲川淳二並に。

Sunday, December 03, 2006

movie(King Of Heaven)

Ridley Scott/ Kingdom Of Heaven

オーランドブルーム主演、リドリースコット監督の時代活劇。
12世紀フランス、エルサレムの死闘を指揮したバリアンの物語。

ストーリーは、いろんな人に出会って成長する人間ドラマでもあるし、本当の騎士、信仰とはどうあるか諭す伝記でもあります。
演技や構成はまあNHKの大河ドラマ並です。
まあ金の使い方がぜんぜん違うので、映像の格が違いますがね。
オーランドブルームは童顔がたたって迫力が足りなかった気もちょっとします。
#いや、どうしてもラッセルクロウと比べてしまう。
展開のテンポはよく、鍛冶屋がいつの間にか騎士になっています。
みるべきは、「グラディエーター」でも徹底されていた監督の「戦」シーンへの力の入れようです。
男を描くために戦を忠実に描くというのは、なんにしろやっぱり王道なんだと感じます。
この映画の説得力は、全面的にその点に負うでしょう。
もっといろんな主人公の話を監督に映画化してほしいものだ、と思います。
むしろNHKが大河を作らせたらいいんだ、無理だけど。

主演女優をずっとスカリーだと思って見てたけど、エヴァグリーンという作曲家らしいです。
すごい似てるんだこれが。

Tuesday, November 28, 2006

movie(茄子 アンダルシアの夏)

高坂希太郎監督/茄子 アンダルシアの夏

最近アニメしか見てませんね。。。
原作の漫画は読んでおりませんが、なんとなく借りてみました。

自転車は中学校通学からずっと乗ってるので、そういう意味で変に慣れてしまっていて、こんなドラマになるとは思ってはいませんでした。
自転車はスポーツだな、と考え直させてくれます。

50分という短い映画で、ドラマの背景などちょっと描き足りない感じが否めませんでしたが、人間ドラマとしてちゃんと仕上がっています。

映像としては、自転車の群れが風を受けてくるくる形を変えていく様が細かく描き込まれているし、とにかく現実に忠実なアニメです。
安いアニメやちょっと名の売れた大御所の作るダルいアニメは『動』が足りないものが多いのですが、この映画はレースシーンの背景につけ『動』が息づいています。
見れば、風を感じられるでしょう。

音楽が結構好きでした。
ストリングを使ったラテン系の音楽が、暑いアンダルシアにぴったり。
主役声優は大泉洋氏、声質がきれいでアニメもなかなかに向いています。
コミカルな演技をさせるといい味を出しそうです。
小池栄子氏も、同上の評価です。

movie(perfect blue)

Satoshi Kon/Perfect Blue

今監督の最初の監督作品らしいので、とりあえず借りてみました。

ミステリーサスペンスとして、原作、脚本が秀逸です。
映像トリックとストーリーの伏線が満載で、まあ精神構造がまともな人が見ると、「?」となるかもしれません。

最後の20分は完全に取り込まれました。
ここまで最後追い詰められる映画はあまり見たことなかったので。

「何を言ってるの?あなた誰なの?」
これに尽きますね。
いったい誰なんでしょう。
猟奇的連続殺人が現実なのか夢なのかドラマなのか、殺人鬼は他人なのか自分なのか。
さっぱり判らないですよ、少なくとも最初1時間は。
残り20分しかないんですけどね。

まあ、私のようなまともじゃない人にはお勧めです。

Wednesday, November 22, 2006

movie(Tokyo Godfathers)

今敏監督/東京ゴッドファーザーズ

いや、なかなかスカッとするアニメでした。
今敏監督の人間描写を見たいなら、この映画でしょう。
妄想代理人も見ましたが、どっちかというとアレはファンタジーなので。
こちらは、純然たる喜劇です。いや、チャップリンもびっくり。

江守徹、梅垣義明、岡本綾と、なんなんだという声優陣でしたが、
これが意外と、というかかなりイイ組み合わせだと思いました。
特に江守徹氏はさすが。呑んでべろべろのホームレス役でしたが、完璧。
しかも画とタイミングあいすぎ。うまい。
梅垣氏はアニメでも芸風そのままのキャラで言うことはありません。
ちょっとぶっちょな餓鬼娘役も、いや、後で見てびっくり、岡本綾ってあんな声だっけ?

爆笑だけでなく、ちゃんとストーリーが入ってます。それも結構つくりこんである。
中だるみは一切ありません。
一気に見てください。

Sunday, November 19, 2006

movie(the day after tomorrow)

Movie "The Day After Tomorrow"

<ストーリー>
2,3年前に流行った大災害ものの最たる例。
一部の氷河が溶けて塩分濃度の格差が生まれたおかげで、なぜか全世界が竜巻と大氷河期に襲われるという、カオスもびっくりの展開です。
ニューヨークのいたるところが洪水と大雪害に見舞われる踏んだり蹴ったりの展開が売りです。
とにかく壮絶な映像にうなりたい人は見たらいいと思います。

関係ないですが、公衆電話が耐水加工されているのか、水に漬かっているのに通話できてるシーンがあって笑いました。

Sunday, November 05, 2006

日記(千年女優[Chiyoko Millenium Actress])

今敏監督の映画を見たのは今回が初です。
アニメ映画といえば、まあジブリとかディズニーが出てくるわけですが、兎角飽き飽きしていたのです。
ゲド戦記を見て新しさに感動した私ですから、ジブリでもディズニーでもない、マッドハウスという未知なる物には大いに好奇心をあおられました。

<見た感想>いや、構成力が圧巻です。
今敏監督自ら原作・脚本・キャラクターデザインをされていて、キャラクター・設定それぞれに味があって意味があるということをひとコマずつに感じることが出来ました。
それにしても、アニメーションをこういう風に使うことが出来ることをだれが発明したのでしょうか。
「蛍の墓」のファンタジーを強くした感じといえばいいでしょうか。
リアリティー以上に生々しい、現実世界の不要な部分を捨象した人間の感覚そのままをたれ流しにしている感じがします。
実写映画以上の既視感、没入感。
ストーリーは、女優の生涯のお話に、超長期的純粋恋愛を追加するとこうなるという構成です。

アニメは沢山あるけれど、それぞれ違うんですねぇ。
なんか面白くなってきます。
同監督作品「妄想代理人」を見てみようと思います。

Monday, October 30, 2006

日記(刑事コロンボ/構想の死角)

コロンボシリーズは物心がついたときから日テレ系金曜ロードショーでなじんでいました。あの憎めない癖のある人柄と、粘っこい操作方法は、コロンボだからなせる業だと思います。警部補古畑任三郎も、和製コロンボともいえる展開がやっぱり好きです。
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テレビシリーズ刑事コロンボの最初の回は、スティーブンスピルバーグ監督がメガホンを取っている。
「構想の死角」
話はこう。
推理小説家のコンビの片方が、自分のオフィスでなぞの失踪を遂げる。縁を切った奥さんが、失踪直前オフィスにいる彼と電話をしていた。電話の最後に、銃声とともに電話が切れた。
彼は銃声のあとどうなってしまったのか、荒らされたオフィスから見つかったマフィアの名簿が示すものは。解散直前の小説家コンビに何があったのか。

ミステリーの脚本としてはよくある、推理小説家の完全犯罪シナリオ。
コロンボはやはり、犯人や被害者の習性などの人間的なポイントから手がかりを積み重ねていく。
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コロンボの粘っこいキャラクターは、スマートで狡猾な犯人に向き合うための最高の武器です。
賢い人はもとより、めんどくさい、鈍い、素朴な人間に弱いのです。
これは、意外と実践的なことのように感じます。

さらにコロンボの最も優れた点は、最初に相手を見て付き合い方を変えること。
武器を持っていても、使い方しだいで自分の首を絞める。
キャラクターをいくつも持っていて、その上で相手に合わせたものを選ぶ。
そこに、推理力以上の能力を見出せます。

Monday, September 18, 2006

日記(海がきこえるとゲド戦記)

「海がきこえる」と「ゲド戦記」の共通点ってなんでしょうか。

昨日は「海がきこえる」を蔦屋で借りてきて見ました。
舞台が自分の出身高知ということで、前から見たかった映画の一つです。
監督は、宮崎駿でもなく高畑勲でもなく当時新人の望月監督です。
そもそもこの作品、ジブリの若手だけで作った作品だそうで。
感想は、完成度が高い!につきます。
<設定、オーラル>
声優:関俊彦(主人公の親友松野役、この人の声いい)が高知の方言をしゃべっているのを聞いて、ぜんぜん違和感が無いのに感動しました。
「天神大橋」も出てきて、懐かしくなりました。
<ストーリー、ビジュアル>
「農協の寄合」とか「針木」とか地元人なら分かるネタ満載で、最初っから爆笑でした。
話の完成度もなかなかで、庵野監督が採用したようなシュールな描写(もしかしてこれが原型?)が淡々としていて、若さというか青春というかそういうものの淡さを十分演出していました。
さらに、背景が水彩カラーで描かれ、コマ数は意外と少ないようだし、本当に淡い。
これは手抜き感じゃなく、いい効果を生んでいます。

本日はゲド戦記を見てきました。
前評判が強すぎてまともに見れないと思ったので、公開直後に行くのを避けて今の今に見に行ったわけです。
<ストーリー>
ゲド戦記は読んだことがありません。
なので分からなかったところは確かに多かった(特に単語)。
でも、ストーリーの違和感が無かったのは脚本の腕前というべきでしょう。
精神性に答えを求める構成は、なんらお父さんと違いませんので違和感ありません。
でもやはり話は淡々としていた。味気は少ない。
<ビジュアル>
一番の驚きはここでしょうか。
これまでジブリに無かったカットの数多数。
なんというか、ハリウッド的なカメラビューが多かったです。
やはり最初の狼のシーンと最後のバトルの力の入れ方!
背景のダークさ、主人公の目のきつさ、どれをとっても新しかったです。
<オーディオ>
次に、音楽のすばらしさが目に、いや耳につきました。
ストーリーにきちんと起伏を出している。
久石譲以外にもジブリを演出できるというのだと驚きました。
<番外>
個人的には、この作品にデジタル作画で知人が参加していることは、映画を見る上で大いにバイアスを掛けはしました。
でもそれを差し引いても、また吾郎監督初作品ということを差し引いても、面白かったです。

両作品の共通点は、
「これまでのジブリにない、若さ」
ですね。