Saturday, March 31, 2007

Youtube(Camel / Never Let Go)

Camel - Never Let Go

これを聞いて、やっぱりはっきりと思いました。
この時期の音楽って、ぜんぜん古くない。
今出しても絶対イケるよ。
ひとついうなら、音が古いだけ。
ギターとボーカルは音の作り方を最新のものに挿げ替え。
ドラムはピッチを変えて、パワードラムにすりゃいい。

カバーするのにぴったりだなぁ。

Thursday, March 29, 2007

日記(風邪か?)

喉の痛みと頭痛で臥せってしまいました。
春になったなぁって実感がわきましたよ、ちきしょー。
ハウスダストかっ!?
じわじわ殺す気か?

結構気を使ってご飯も食べてたし、どうしてだろうねぇ。
あれ、いや、朝飯は抜いてたかも。
いや、晩飯もちょっと遅かったかも。(12時とか)
ん?自業自得?

Tuesday, March 27, 2007

Music(The Mars Volta/ Inertiatic)

The Mars Volta - Inertiatic ESP

はい、またYoutubeから拾ってきました。

昔のキーボーディストがエラいべっぴんさんだったのはまあおいておいて。
ジャズなどのエッセンスを取り入れたむっちゃくちゃなバンド構成のアーティスト軍団The Mars Volta。
バンド構成は以下参照。

マーズボルタ

ex. At The Drive-Inのメンバーが作ったとは露知らず、でも後々で聞いてみれば確かに聞こえる空耳アワーですよ。ボーカルが一緒じゃん。「童貞ちゃうわ」といっしょだ。("Faulty Tower"とシャウトすると「童貞ちゃうわ」にこう聞こえる迷作空耳、以下参照)

空耳アワー

Sunday, March 25, 2007

Music(Kansas)

Youtube - Kansas Carry on My Wayward Son

いい時代になったもんだー
'70sにリアルタイムでKansasを聞いたような方々はそう思うかもしれないです。
Youtubeにやっぱり転がってましたよ。ムービーが。
すごいなぁ。Yesだけじゃないんだ、ネットで見れるの。
Kansasは、ツインギターとキーボードでメロディーをこれでもかと分厚くしていますね。
コーラスもたくさんいて「何人で歌ってる?」という感じです。
[まあ、それくらいは他のプログレバンドでもしょっちゅうやていますよね]

個人的にプログレを制覇しようと決めてから半年くらいになりますか。
やっとKansasにまで行き着きました。
RushやらMarillionやらを聞いてからというのは順番が逆な気がしましたが。

Kansasおすすめ
"Dust in the wind", "Miracles out of Nowhere"

Saturday, March 24, 2007

日記(神がインターフェイス)

世界から見た場合、北朝鮮内部へのアクセスに欠かせないインターフェイスが6カ国協議であり、またキムケガン外務次官だと思うのですが、彼が怒って帰ってしまったら何にもならない、インターフェイス恐るべしと感じましたね。

思ったのですが、わらをもつかむ思いでインターフェイスに語りかける様子は、まるで人間が神にすがりつくかのようだなあと思います。神に似た力を持つ、「インターフェイス」。もしかすると、神も、人間と「別世界の何か」とのインターフェイスであるかもしれません。人間には見えないものを具現化して人間として表現したインターフェイス、それが神なのかも。で、さらにインターフェイスにアクセスできた数少ないエキスパートが、「キリスト」だったり「ムハンマド」だったりするんでしょうねぇ。そのAPIリファレンスは「聖書」や「コーラン」であって、「教会に行って懺悔した」り「1日5回メッカにお祈りした」りしてなんとかインターフェイスにアクセスしようとする。

となると、「天国」や「地獄」なんかは、何に相当するんでしょうねぇ。
むー、「思考実験」に近い日記になってしまった。

P.S.
ひとつ思うことは、なぜ「布教」が必要かということ。「救い」を与えるため?

interface
【名-1】 接合部分{せつごう ぶぶん}、接触面{せっしょく めん}◆異質な物の間の
【名-2】 接点{せってん}、仲立ち{なかだち}、連絡(係){れんらく(がかり)}、橋渡し(役)◆【同】liaison
【名-3】 《コ》インターフェース
・ The designer worked on an interface for the program. デザイナーはそのプログラムのインターフェースに取り組んでいた。
【名-4】 《物理》界面{かいめん}
【自動-1】 相互作用{そうご さよう}する、調和{ちょうわ}する
【自動-2】 人と話す◆【同】interact /
【他動-1】 結び付ける、結合{けつごう}させる、つなぎ合わせる
【他動-2】 《コ》インターフェースで接続{せつぞく}[連結{れんけつ}]する
【他動-3】 相互作用{そうご さよう}させる、調和{ちょうわ}させる
from ALC

Tuesday, March 20, 2007

思考実験(パトリオティズム 3G)

続き

「踏み絵」
日本は愛国心強きものを国民として受け入れる制度を成立させた。
国民はその承認を受けるために下記のいずれかを満たす必要がある。
・「国」のために、私財を奉納する
・「国」のために、公務およびそれに準ずる職務に就く

前者は、前述した徳政令と同義と思っていい。
厄介なのは後者。
これは、表向きは財力のない市民に対し抜け道として用意された条項であるが、簡単にいえば自治警察機構の形成を促すものである。
つまり、関門海峡や中四国連絡橋付近の国境付近では、「非国民」がうじゃうじゃいることになり、警備するには公務の警察機構だけでは人員が不足する。自警団としての人員を確保する必要があった。そこで、「国民」としての資格を与える代わりに警備を課する、この制度の導入にあいなった。

この制度自体は問題ではない。
ただし、この場合有効に機能しすぎたことが問題であった。
「愛国心」を教育された世代、このとき20から25歳にかけた体力余る人員が大量に集まって警備を強化した。彼らの中には、自分たちのことを「新撰組」といってはばからないものが多くいた。その大義名分のもと、「新撰組」員による隠れた暴力や差別が横行していくことになった。

一方的に締め出しを食らった形の自治国家の国民は、2つの大きな勢力に分断されていった。
一に、「日本国」との友好的な国交を形成し、自治国家の安穏を築こうとする穏健派。
一に、「日本国」に対しゲリラ戦を企て、日本に対して優位な関係を築こうとする過激派。
言うまでもなく、国境付近は自称「新撰組」の日本国自警団と、自治国家過激派がにらみ合う武装地帯と化した。

この間、日本国の政治家は上記のくだらない法案だけを作っていたのかというと、その限りではない。
一部には、自治国家に政治的土壌を持っていたり、自治国家の思想に共感している者がおり、これら「有志」は秘密裏に防衛線を越えて自治国家へ逃亡したり、国内でゲリラ組織に匿われて隠遁した。

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ここまでがバックグラウンド。
これで話の1割くらいしか達していない。

物語はこの後、前首相の息子である政治家の国外逃亡を阻止しようとする諜報機関と、自治国家に滞在する国連派遣員(裏でCIAが糸を引いている)の情報操作戦に移る。
日本と自治国のテレビ、インターネット等手当たりしだいのクロスメディア戦略が繰り広げられるが、いずれの目論見も破綻する出来事が起こる。
それは「情報再構成者」の登場。
あふれかえる真偽不明の情報に対して、まるで事実を知る神のごとく、すべての情報の真偽を暴き周知させる能力を持つ者。
たとえば、あるある大辞典IIが「納豆ダイエット」の放送をすれば、その10数秒後にはその嘘を暴き、○○テレビの電波をジャックし「捏造内容を放送いたしました」とテロップを出す。
「この能力を持つ者が日本もしくは自治国のどこかに存在する」
そのとき、2大勢力は彼の能力者を全力を持って確保しようとする。

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続きは気が向いたら書きます。

Friday, March 16, 2007

DIARY"桜"

大学入学時、最初に東京に来て思ったのは、桜が多い土地であるということでした。
本当を言うと、こんなに桜が多いと、ありがたみがないなあ、というほど河岸は桜だらけでした。

さらに日がたち、桜の花びらが散り、道路に累々と降り積もっているのを見て、これは自然ではないな、と思ったことです。
山桜の侘びがない。。。
人間って、美しいものを身近に置きたがるけど、そうすると幾多の砂の中から砂金を取り出だしたような感動は得られなくなるんだなぁって。
そう、感動。これ重要だ。

オチなし!

Thursday, March 15, 2007

日記(仕事人間てさ)

エラい上の上司(もう上司って言葉使えない)と呑みにいったら、なんか固まってなんもできない自分がいました。
でも帰り道一緒だし、マンツーマンですよこれが。困った。
大人になりたくねえなぁ。
余計なこと考えなくていいのにね。
何にも考えなくていい。
確か中島敦の本に、弓の名人の話を書いたやつがあったでしょう。
弓を極めた男が最後に弓を見て、「これはなんという道具だ?」というという。
人生の達人ってそういう領域だよね。

あ、いっこネタ思いついた。今度思考実験で書こう。

Sunday, March 11, 2007

日記(イトーヨーカ堂と作曲)

引っ越した先の近くにイトーヨーカ堂があります。郊外の複合ショッピング施設といえば、個人的にはイオンくらいしか出てこなかったのですが、イトーヨーカ堂も結構いいですね。ま、実は私は本屋とCD屋があるだけで満足する簡単な人間です。

今頃になって「ライ麦畑でつかまえて」を読もうと、手に取りました。さらに、「僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由」を衝動的に手に取りました。内容は読了後報告しましょう。今回はどっちも楽しみ。

とりとめないことを書きますと、久々に作曲欲が出てきました。最後に作ったのはいつだったか、5年前かな?MIDIでやるのかな。そうしたらDTMソフトを買わないといけないかな。それよりMTRかな。なんて考えています。

[::BGM]
Youtube - Mew - Special
とちゅうで空耳「あかるいなー」に聞こえる。

Wednesday, March 07, 2007

Animation(風人物語)

「風人物語」
Tsutayaで借りたのを今見てます。

前も書いた気がしますが・・・
Production I.G.製作、押井守氏が監修やってるアニメなんですが、結構好きです。
アニメなのに背景画、セル画が変わっています。
割り箸ペン(割り箸に墨つけて描く)絵みたいなアウトラインに、水彩したり貼り絵をしたような背景。
フェミニンなふくらみを強調して細部を完全にデフォルメした輪郭に、べた塗りしたようなセル画。
なんか絵本を読んでるような気がします。

ストーリーは、デジカメ部の女の子2人が風にまつわる不思議な体験をするという話。
猫が空を飛んだり、主人公が屋上から飛び降りても死ななかったりします。
かなりファンタジックで、でも青春らしくてほんとさわやかな気持ちになります。
芸術性高い!

Monday, March 05, 2007

Youtube(Mew)

ひさびさにyoutubeです。
Snow Brigade / Mew

ひさびさにいいです。"New Prog"(新時代のプログレという意味らしい)に分類されるそうです。
YoutubeでMewを調べるとTokyo Mew Mew(?、多分東京ミュウミュウというアニメがあるんでしょう)ばかりがでてきて、ちょっと"Youtubeきもい"となるわけですが。

さて、Mewですが、まずは音の作りこみを聞きましょう。
なんか「ほわー」という感じの音楽に聞こえると思います。
次に、メロディーをしっかり追って見ましょう。
あまり聞いたことないメロディーのはずです。
んで、ドラムやらギターやらエフェクトをしっかり聞いて見ましょう。
かなり凝っています。
最後に歌詞を見ます。
なんかコワいよ!
http://www.stlyrics.com/songs/m/mew9226/snowbrigade1042529.html

まあ、こんなかんじで、Mewって不思議だなぁと思うのです。

Saturday, March 03, 2007

思考実験(パトリオティズム 2.0)

続き

国民のID管理体制が行き渡った2013年、人間は生まれもって指紋と動静脈、網膜などの生体情報をデータベース登録された、飼い牛のごとき存在になっている。
2015年には法体制の整備が進み、死刑等の従来の刑罰が撤廃される。
代替の刑罰として、国民IDに対するランク付けがなされるようになる。
たとえるならこうなる。

元来、運転免許に採用されていた減点制度。
各運転手には、最初にまとまった点数を与える。
道交法の違反が判明した時点で、運転者の点数は違反の種類にあわせた減点がなされる。
その点数がある閾値を切ったものは、自動的に免許効力の剥奪、それに準ずる制約を課される。

つまり、国民IDにランクが付与されており、生まれもって一兵卒の国民は、
犯罪を犯すことでそのランクを下げ、逆に無犯罪を一定期間継続すると高レベルの行政サービスを受けられる「騎士」としてのアイデンティティを得る。
この制度により、さらに強固な国家体制を築くことに成功する。
無論、この場合国民年金の未納はランクを下げることに他ならない。

さすがにこれらの「階級」はプライバシー保護の観点から公表されることはない。
「個人に対して付与されるものであり、その情報は国家が正当に保管される」という触れ込みで導入されるのだ。

この時点で、次のような妙な現象が起こる。

まず、地域格差の拡大。
行政サービスには限界が存在する。
日本国各地で同等のサービスが保証されるということはまずありえない。
人口の集中している中央には、自然と洗練されたサービス体制が敷かれることとなり、
相変わらず財政に苦しむ地方はそのサービスレベルを提供することができない。
そのため、地方にはランクが低いもの、中央にはランクの高いものが集中することになる。

次に、裏政府の形成。
低ランクにより生活に困窮する国民が、ランク向上のためによりいっそうまじめな国民になるか。
答えはNoである。
締め付けのキツい政府のやり方に対する反動として、これらの逸れ組を束ねた新たなコミュニティーの形成にたどり着く。
それが共産なのか、はたまた別の思想なのかははっきり言うことができない。
というのも、このコミュニティーはまさにさまざまな理由で国家から「非国民」の判を押された者たちの集団であるからである。
思想が統一されておらず、そのため強力な経済団体などのバックアップを持たない。
超国家的ユートピアの形成である。

最後に、「愛国者」の横暴。
愛国の徒は、日本を「われわれのものだ」と主張する。
つまり、日本とは、国民として認められたものだけが占有する領土であり、行政であり、文化であると主張する。
『私は年金払ってるわよ、なぜ払っていない人が近所に住んでいるの?』

さて、これらをあわせてみよう。
何が起こるか。
自治国家の成立である。
領土としては日本の内部である。ただし日本の庇護は受けない。
参政もしない。
そのような非国民の集合体が、九州、四国を中心に『ユートピア』を形成する。
ただし、経済活動のみは日本本体と切り離されることなく密な連携をとるであろう。
それは、ある意味中国から見た台湾のようなものである。

2022年、それは起こる。
自治国家は、日本本土の下請け技術屋や第1次産業のメッカとして確固たる地位を確立している時代。
自治国家は半国籍自由化を行う。
そう、日本としてのアイデンティティというよりは、自治国家としてのアイデンティティが芽生え始め、超国家的な思想から、思い切った実力主義体制へと移行しようとする。
これにより、経済活動の活発化を試み、日本本土やそれにならぶ中国(この時点で中国は3国に分離していると予想する。ここでいう中国は、東海岸の中央となる国家)に匹敵する政治力を得ようとする。
大量の外国人の流入と、治安悪化が起こる(私はこれが相関する事象とは考えていない、ただし起こるときは同時に起こるだろうと考える)。

ここで、日本本土は驚くべき対策をとる。
「自治国家の切り離し」と、それにあわせた「国民の選別」
つまり『踏み絵』である。

続く