Wednesday, February 28, 2007

日記(寮が変)

筆者はパソコンでテレビを代用しているんですが、
寮のテレビ線つなぐ口がパソコンから遠くて、線が届きません。
そんでテレビが見れません。
早い話が、長い線を買えよという話なのです。

でもおかげでなんだか有意義なときを過ごせますよ。
テレビって見なくていいんだ、って最近思った自分に、「おい、オヤジ化してきたな」と危惧しています。
最近のテレビの話題についていけません。
なんですか花男って。

Sunday, February 25, 2007

日記(引越し終了!)

疲れました。
でもさすがに引越しには慣れたモンです。
業者が来る10分前に荷物の準備完了。
ちゃちゃっと運び出してもらい、「適当に引き入れといて」と引越し先に連絡。

というわけで横浜市内での引っ越し終わりました。
平日はとても忙しく、荷物もまだダンボールのままで、なんとも雑然。
でも窓から見える景色がよくて、朝なんかはすがすがしいのがいいです。
なんか引越しフェチになりそうだorz

今日は久々に高校の友達にあって、「社会人になると金の使い方が変わるなあ」と言われました。
まあ、学生のときは極貧でしたからw

Saturday, February 17, 2007

日記(引越し&1週間ネットできませんあしからず)

夜中仕事をして、寝ずに今に至ります。

転勤間近です(ある意味「転勤マジか?」です)
3時間後に引越しが始まります。
そんなわけで不眠状態で荷造りに取り掛かります。
(おそろしいことにまだ作業残っとる)
ネット環境も分解し、新しい拠点に移るわけですが、
そちらはネット環境が整っていません。
25日にはつながると思うんですが、
それまでに緊急の用事のある方は携帯までよろしくお願いします。

引越しがんばりまっす!
(といいながら昨日の晩飲むはずだったシャルドネスパークリングを飲んでいます。大丈夫か俺)

Tuesday, February 13, 2007

思考実験(パトリオティズム 1)

時代背景は、15年後の日本。
愛国心を教科書で習った少年たちが成人するころ、日本では何が起こっているか。

「大学では愛国心を演題とした講義ができる。
大学生たちは原理的に愛国心を論じ始めて、若干学生闘争的なことが起きる。」

みたいなことは普通に想像できるのですが、ストーリーがちょっと描けなかったので、地下鉄の中で考察しました。
構想20分。

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「愛国心」これを毛嫌いする世代は確かに多い。
しかし、政府はこれを良しとしなかった。
政府は国家の存続にかかわっている問題だと意識していた。

日本の国民性が、「無関心の自由」と「情報非局在化」によって一気に希釈された日本。
NHKの受信料不払いする若者のように、子供の給食費を滞納する親のように、
「ん?なんか問題あんの?」という意識の蔓延がとまらない。
国民年金の不払いが増え、福祉制度は破綻の一途をたどっている。
国家の借金はどうにもならなくなっている。

政府は、手詰まりになっていた。
そこで、2008年日本は憲法や教育基準法に「愛国心」の3字を入れた。
愛国心さえ広がれば、国のためを思い国民年金を納入するだろう。
愛国心さえ定着すれば、国債の徳政令を出してもだれも文句を言わんだろう。
すべての切り札は「愛国心」であった。

ただし、与党の「愛国心」法案化に対して共産その他から厳しい反発があった。
そのため、法案として成立するときには形骸化された「愛国心」という言葉のみ残ることとなる。
憲法9条以上に解釈の仕方がいくらでもある、どう読めばいいのかわからない法文ができあがる。
何がどうわからないかというと、具体的には、原理的な愛国心論議によって、「愛国心が戦争を呼ぶ」などという戦後世代を懐柔するために、「国を愛するのではなく、国民を愛するのだ」「プラクティカルな愛国心」といった謎の表現が使われ、愛国心が何を目指すかを示さず、ただ必要だといってみせる。
そう、そもそも手詰まりの政府が徳政令を出すために切り出した札が「愛国心」であったわけだから、そもそも理由など取ってつけたようなものだった。
ちょうど問題化していた教育問題に絡め、正常でない子供たちを正常にするには「愛国心」が必要とまで言って見せた。

愛国心に対する反発は、法案化の後、意外なほどすぐに違和感を失くし、忘れ去られた。
日本のよいところは、その柔軟性である。
ひとたび法整備されてしまうと、何なりと順応してしまった。
「表現の自由だけは奪われてはならない」と最後までウルサく叫び続けるマスコミを除いて。

続く

Monday, February 12, 2007

Youtube(Skid Row)

Skid Row/ The Threat

コメントでSkid Rowのネタがあったので、こちらをリンク。
セバスチャンバックの声はどこから出ているのか、よくわかっていなかったのですが、
これを見ても、さらによくわかりません。
簡単に高音やらシャウトがでるのは、やはりなにか仕込んであるとしか思えないのですが。
なんにせよ、古きよきLA Metalのサウンドです。

やっぱドラムスはロブアヒューゾがいいと思います。

Saturday, February 10, 2007

Youtube(My Chemical Romance)

Youtube- My Chemical Romance/ Welcome To The Black Parade

まあ、これでもヘビメタ系出身なので、こういう音楽も聴けるわけです。
最近もてはやされてますな、マイケミ(?)
アメリカらしくていいじゃないですか。
最近アメリカ弱いなぁとおもっていたので。
でも、メタリカほどの大物はなかなか出てこないのですねぇ。

この曲はHeavy MetalとGreen dayを足して水割りにした感じです。
お好きな方はどうぞ。

Friday, February 09, 2007

Youtube(Mystery Jets)

Mystery Jets - You Can't Fool Me Dennis
↑youtube 動画
Lyrics
↑歌詞

これいいよ。
Mystery Jetsなんて知らなかったけど。
むしろJetですか、てなボケもかましてましたが。
それでも、初の視聴でいいねぇと思いましたので、お勧め。

こういうちょっと古きよきプログレっぽいサウンドがすきなのです。
歌詞も、絵本ぽくていいですし。

イギリス人てこんなに童顔ばっかりだっけ?

Wednesday, February 07, 2007

日記(Wonderwall)

無感覚、これほどスゴいものはないと思います。
「感覚」てのはかならずミリ秒単位で遅延があるので、感覚なしに動くことはそれを短縮することに他なりません。
でも、無感覚になれません。とてもむずかしいです。
はあ。
これはギターの弾き方の話です。

Sunday, February 04, 2007

思考実験(精神分離 解脱)

Bamboo Flower: 思考実験(精神分離 厭離)

続き

ビデオで語る彼女の3人目の人格は、このようにしゃべる。

カルドと呼ばれる2人目の人格は20歳の男、どのようないきさつで2人目が生まれたのかはわからないという。
真司の不倫を最初に気取ったのもカルドだという。
そもそもカルドは、真司を快く思っていないことから、もとより辛く当たっていた。
さらに不倫をきっかけに、真司を脅迫するのみにあらず、不倫相手に執拗な嫌がらせを始めた。
真司は、自らも精神病を患ってしまったため、交際を続けることをあきらめ、別に居を構えることとした。
しかし、カルドの不倫相手に対する嫌がらせは収まらなかった。
真司は、不倫の負い目から、不倫相手に「決して彼女を責めるな」との戒厳令を強いていた。
「その代わり、自分がすべての責任を負う」。
不倫相手が自殺未遂を起こしたことをきっかけに、真司は酒に逃げるようになった。


その間、彼女自身は、真司との離別によって精神破綻をきたした。
カルドをうらみ、咆哮し、そのときに3人目の人格が誕生したと言う。
辛い記憶をすべて引き受けて、3人目の人格はひっそりと生きた。
彼女自身(1人目の人格)はこれによって、真司との思い出や自分が多重人格であること、ほとんどすべてを忘れることに成功した。

しかし、カルドはしっかりとその記憶を引き継ぎ、やはり執拗な嫌がらせをつづけた。
最終的に、真司はすべてを苦にして、ほとんど自殺に近い形で肝臓を壊し逝った。

悲劇はさらに恨みを生んだ。
自殺未遂と真司の死を経た不倫相手が、退院後妙な行動をとり始めていた。
不倫相手は真司の服を着て、元凶である精神分離の彼女をストーキングし始めたのだ。

カルドは、ストーカーが不倫相手であることを知っていた。
カルドは、「不倫相手は自分を殺しに来ている」と直感しただろう。
そのため、深夜にストーカーによる不法侵入と傷害を偽装した。
わざわざ自分をナイフで傷つけて。
これによって、1人目の人格を恐怖させ、引越しを促したのだ。
そうでなくても、ストーカーの被害者を装うことで、警察の庇護を受けられると考えたかもしれない。

しかし、思惑が外れた。
1人目の人格は、自分が多重人格であると自覚し始めていた。

もちろん、3人目の人格もストーカーの正体を知っていた。
殺される直前に1人目の自分に教えておかなければと、告白ビデオを撮影した。
ヒントとして、自分に対して写真も投函した。

そして、ビデオを見終わった彼女は、すべてを思い出していた。
真司との蜜月の時間を。
その真司を自分が追い詰めて殺したなんて。
押入れの写真を引き出して、見つめた。
写真の焼けた跡は、すべてツーショットの写真の自分の部分を焼いていた。
そう、これはあの旅行のときの。。。
気づかぬうちに涙がこぼれていた。
もう彼女にはどうしようもなかった。

そしてカウントダウン最後のノックが響いた。

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男装した女はドアに手をかけた。
女はどうやってかこのドアの合鍵を作っていた。
しかし使う必要がなかったようだ。
鍵はかかっていない。

そう、このドアの向こうに、多重人格女がいる。
今日の日をどれだけ待ったことか。

入った先に待っていたのは、写真をこれでもかと床におっぴろげて、
その上にうつぶせに突っ伏している多重人格女。
抜き足で近づき、前に回りこんでみると、その両眼は涙と思われる液体を噴出し白目を剥いていた。
息をしていない。
どうやって死んだのかわからないが、まあいい。
声を立てて嘲笑い、女はその部屋を後にした。

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はあ、やっと終わった。思考実験。
構想4分。脚本20分。
多重人格の辛さを考えていて、思いついたストーリープロットを文章にするのに、ちまちま日記で1週間かかってしまいました。
いや、思いついちゃったんで、なんか書いとかないともったいないなぁと思いまして。

エントリー「思考実験」では、思いついてしまったくだらない作り話をしようと思っています。

Saturday, February 03, 2007

思考実験(精神分離 厭離)

Bamboo Flower: 思考実験(精神分離 反駁)

続き

彼女は、彼が浮気をしてからどういういきさつで別れたのか、さっぱり覚えていない。
それどころか、彼のことさえ覚えていなかったのだ。

彼女は、朝起きるたびに自分の体にあざや傷が増えていることに気がついた。
もちろん彼女は、それが別の人格によるものだと悟っていた。
なぜなのかはやはり理解できていなかった。

追い討ちをかけることが起こった。
ストーカーと思われる人物が、決まって夜24時に玄関をノックすることに気がついたのだ。
最初は5回であったのが、次の日4回、その次の日3回とカウントダウンしていた。
普段は彼女が寝ている時刻。
それから彼女は寝られない体質となった。

カウントダウンが1回に迫った日、ポストに更なる封筒が投函されていた。
入っていたのは一本のビデオ。
消印は彼女の住む町の郵便局。
ビデオを上映すると、そこには以前写真に写っていた妙なアングルからの自分の部屋。
そこにたたずむ自分。
正座をし、カメラに向かい、ただ頭を垂らしている。
それを見たとき、直感的に、別の人格の自分であると悟った。
しかし、そこから発せられたことばは意外な音程であった。
異常に高い。
「わたしはね、あなたのともだち。まだうまれて1ねんたってないの。」
?これは?
「わたしはね、シンジが死んでからうまれたの」(真司=免許証の男)
「しゃしんをおくったのはわたし」
「ナイフでね、手をね、きったりするのは、カルド。2番目のあなた。かれはこわいわ」
・・・
「わたしは3番目のあなた。カルドもわたしのことはしらない」
「おしえてあげる。シンジが死ぬまでのこと」
「あなたが殺されるまえにね」

続く

Thursday, February 01, 2007

思考実験(精神分離 反駁)

Bamboo Flower: 思考実験(精神分離 回向)

続き

免許証の男は確かに彼女の元婚約者であった。
その記憶がやっと戻ってこようとしていた。
この時点で彼女は、自分が普通でないことに気づいている。
夜中に押入れをあさっていた自分、あれは完全に別の自分だ。
それから彼女は夜を恐れるようになったのは言うまでもない。

彼女には、まだ理解できない点があった。
自分が2重人格だとしても、それを示す証拠となる写真を送ってきたのはだれなのか?
盗撮カメラの設置は?
ストーカーはいったい誰なのか?

そのとき、「カメラ」に関して彼女は少し思い出した。
あれは、盗撮用のカメラではない。
そう。
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あのころ、自分は彼とこの部屋で住んでいた。
彼にはもちろん自分の2重人格が知れていたが、それでも自分を好きだと言ってくれる、そんな彼だった。
そう、自分の症状の治療のため、別人格の行動を撮影するためにカメラを取り付けたのだ。
彼は、その映像をたまに病院に持っていき、先生と相談していた。
自分は、カメラの存在を彼から教えられてはいたが、カメラのありかまでは教えられていなかった。
理由は、「お前の知っていることはすべてあいつに筒抜けだから」。
カメラの場所まで知ってしまうと、同時に別人格もそれを知る。
別人格はそのカメラを破棄するだろうと考えたのだ。

彼女の別人格は、はっきり言って狂人だった。
彼をナイフで傷つけるなど、日常茶飯事であったようだ。
そんな別人格までまとめて付き合ってやるといった彼の言葉だけが、そのときの彼女の支えだった。

ある日、それは壊れる。
狂人にも、異常な生活にも疲れた彼が、下手な浮気をしたのだ。

続く